ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

新聞を読みました

昨日の新聞の一面に出ていた男性について
記事を読んでみましたよ。




この人はSir Douglas Grahamさんでした。
「Sir」というのは社会に大きな貢献をした人に英国王から授けられる
一代限りの貴族の称号
ポール・マッカートニーも「Sir」でしたね。



このグラハムさんはニュージーランドの元法務大臣だったようです。
(国民党のシム・ボルジャー政権時)




なんで新聞の記事になっていたかというと
この人が経営に加わっていたLombard Financeという会社が
2008年に倒産し
ここに投資していたお年寄りたちが
老後の蓄えを失ってしまったんですね。




裁判所はきのう、
グラハムさんやその他の経営陣に対し
会社の経営状況に関する虚偽の記載をしたとして
証券法違反での有罪を言い渡しました。




こういう話は
日本だけじゃないんですね。




で、
この会社に投資していて損害をこうむった人たちから
グラハム氏の「Sir」の称号を剥奪すべきだと言う声が上がっているそうです。




一度授けられた「Sir」の称号を剥奪された例は何件かあるようですが
ニュージーランドではまだないらしい
(新聞にははっきりしていないと書いてありましたが)




称号を剥奪すべきかどうかの決定は
首相が決めるのだそうで




ジョン・キーさんは今頃
どうしようかなぁと迷っているのでしょうか?





Sir Douglas Grahamさんの名前も
Lombard Financeという会社をめぐるスキャンダルも
ぜ〜んぜん知りませんでした。





それでも別に困ることはなかったわけですが、
新聞のおかげでひとつ物知りになりましたね。




なんかうれしい気分になるから不思議です。




きょうはオークランド日本人会の一大イベント
ジャパンデイでした。



例によって
生け花の展示に参加し

          
       





お昼前後はお餅つきのお手伝いをし


       





補習校の古本販売にも参加し



かなり疲れています。




が、無事に終わって、よかった、よかった。