ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

補習校卒業式

今日は日本語補習校の卒業式でした。



今年は長女も次女も卒業生ではありませんが
1年間の終了式も兼ねているので
次女を連れて参列しました。

          

      


       これは2年前長女が中学部を卒業したときの卒業式




現地校の授業の後に
補習校で日本語の授業を受けるというのは
子供にとっても送り迎えをする親にとっても
なかなか大変なことで



それだけに
頑張って卒業式を迎えた子供たちには
とても感慨深いものがあるようです。



式では
補習校の思い出を綴った作文を
卒業生たちがひとりずつ読み上げるのですが
途中、いろいろな思いがこみ上げてくるのか
涙ぐんでしまう子もいて
わたしも思わずもらい泣き



数年前の卒業式では
大好きなサッカーを続けるために
不本意ながらも補習校の進級をあきらめた男子生徒が
その思いを語るうちに泣き出し
会場にいた保護者や来賓全員がもらい泣きしたこともありました。



当時の補習校理事長は
強面のビジネスマンの方でしたが
実は涙もろい方だったらしく
来賓の中でもひとり手放しで大泣きしていたと
後々までからかわれていました。



こういうウェットな式は
日本独特のもの、と思うのですが



みんなが元気に笑って、またね、と別れるこちらの卒業式もよし
泣き笑いしながら分かれる日本の卒業式もよし



来年は次女が小学部を卒業
同時に、長女も6歳から12年間通い続けた補習校を終了します。




来年の卒業式には
ハンカチが必須です。