ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

フェリシア

ご近所の猫たちの公衆トイレと化してしまった我が家の庭





思いつくままにいろいろやってみた猫よけ策もなんの効果もなく





せっかく植えたチューリップの球根は
慎み深い(?)猫たちが几帳面に後始末をするたびに
土の中から掘り返されてしまい、
気づいたわたしが植えなおしても
翌日にはまた土の上、という繰り返し





かわいそうなチューリップ
今年は花は期待できそうもありません。





そんなわけで、最近は庭に出るのも楽しくなく
雨降りが続いていたこともあって
すっかり手入れをさぼっていましたが。





さすがにちょっと何とかしたほうがいいかも、
お花でも植えてみましょうかね
という気分になったのは
久しぶりの青空のせいでしょうか?





きょうは近所の園芸品店に行ってきました。





ニュージーランドの園芸品店は
日本のお店に比べると花の種類が圧倒的に少ないように思います。





置いてある花はパンジーやサクラソウ(プリムラ)などばかりで
いつ来ても花の種類に変化があまりなく




      よし、ガーデニングするぞ!





と意気込んで行って、なんとなくがっかり気分で帰ってくることも多い。





きょうも、
できればパンジーとプリムラは避けたい、と
さほど広くない店の中を、4回も5回も見て回るのだけれど





どうにもピンとくる花がなく




   あ〜、もぉ〜、きょうもパンジー買って帰るか〜




とちょっとやけ気味になっていたときに
ふっと目に飛び込んできたきれいなブルー





フェリシアという名前の花でした。





和名は瑠璃雛菊(るりひなぎく)というそうな。





お店には4種類のフェリシアが置いてあって
どれにするかすごく悩んだ結果
全部を1鉢ずつ買ってしまいました。





瑠璃というくらいだから青色の花ばかりかと思ったら
ひとつは白い花が咲くものでした。
でも、よくみるとうっすらと青味がかかった白で
陶器の白磁みたい。






家に帰ってからさっそくプランターに植えてみました。




        4つの種類のうち
      一番気に入ったのが、これ







青色の花弁と黄色の花芯とのコントラストがいい感じ。




Felicia Gayという種類だそうですが
このお花のどの部分が「ゲイ」なんでしょうか……
(ナニ言ってんだか)





1年草ですが、花の開花時期は結構長いようで、
うまくしたら種も採れるかもしれません。





そしたら
来年はもっとたくさんのフェリシアを楽しむことができそう
……と気の早いことを考えています。