ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

週末・早朝・花

すっかり春めいてきたオークランドです。



コーンウォールパークの桜も
先々週には満開に近くなっており
先週末あたりがお花見にちょうどいい時期だったかも。




ただ、オークランドの春も日本の春と同様にお天気が安定せず
風が吹いたり大雨が降ったりはしょっちゅう。




きのうの朝も9時頃までは、ひどい雨と風
昼間は少し落着きましたが、夕方からまた風が強まり
夜はかなりの雨が降りました。




あの風と雨では
コーンウォールパークの桜もたぶんだいぶ散ってしまったのではないかと。




さて、きのうはその雨がちょうどあがる頃に
今度の週末に開かれる草月展の会場である
イーデン・ガーデン(Eden Garden)に行ってきました。




草月展の広報活動の一環として
きのうから草月展までの1週間
イーデン・ガーデンのレセプションエリアに
わたしともう1人のメンバーとで
交代でお花を活けることになったのです。




長年活け花をやっていますが
活けたお花を我が家以外の場所に飾るのは初めての経験で
どんな花にしようかと、ちょっと(いや、かなり)緊張しました。



生け花の専門家に見てもらうわけではないので
「分かりやすい花」言い換えれば「やたらと前衛的でない」花を
活けることにしました。



 



花器の色に合わせて黄色を意識したアレンジです。




この花器はニュージーランドに着いたばかりの頃に
JBが誕生日にプレゼントしてくれたもので
イギリス製のワインクーラーです。
アンティーク風にも見えますが、新しいものです。




JBは白よりも赤ワインが好きで
わたしは100ミリリットルのワインで十分に酔える人間なので
このワインクーラーは本来の役割を果たすことなく
もっぱらわたしの活け花用として使われております。




数年前からなぜかお水が漏れるようになってしまったので
中に小さめの容器(活け花では「落とし」と言います)を入れてあります。



そうでなければ
花器の口すれすれまで一杯にお水を入れられるのですが
落としでは入れられる水の量が限られてしまうので



今回のように
自宅でない場所に花を生けておくときは
お水の減り具合が気になります。




花の生きがいいときは特に
花器の水がびっくりするほど速く減ってしまうものなんです。




我が家からイーデン・ガーデンまではさほど遠くはありませんが
生けた花をチェックするためだけに毎日通うのもメンドウだなぁ
と思っていたら



交代で花を生けることになっているメンバーが
毎日仕事でイーデン・ガーデン近くまで来るので
わたしの代わりにお花のチェックを買って出てくれました。




             ありがとう




彼女のアドバイスを受けながら
イーデン・ガーデンのお花を活け終わった後は




帰り道に
パーネルのファーマーズマーケットに寄ってきました。


 




花を扱っているストールも何軒か出ていて
たぶん、ここに出店しているのは
花を栽培している農家ではないかと思うので
売っている花も、花屋で買うよりは安く、新鮮なような気がします。


 




土曜日の午前中はスポーツジムの筋トレクラスに出るので
このマーケットにはなかなか来る機会がなかったのですが




8時から開いているというし
ジムに行く前に花屋のストールをチェックしに来るかなぁ。




週末の朝にジムに行くだけでもわれながらすごいと思っているのに
その前にマーケットを覗きに行くなんて
(土曜日の8時はわたしにとっては「早朝」よ!)



そんな「離れ業」がわたしにできれば、の話しだけど。