ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

ヴィレッジへ

水曜日の大雨、きのうの快晴に続いて



きょうは霧



霧が晴れれば青空……という日本の常識は
ここオークランドでは通用せず
きょうも霧が薄くなった8時過ぎころから
ドーッと大雨になりました。



お天気で気持ちが上がったり下がったりしていても仕方なし



学校が休みの長女を誘ってランチに出かけてきました。



行った先はマウントイーデンにあるカフェ
朝ごはんメニュー二人分で18ドルという割引クーポンがあったので。



明るくで開放的なお店ではありましたが
わたしが頼んだグリーンティーは
「出がらし」という以外に形容しようのない味で
ティーカップには茶渋がしっかり



ウェイターのお兄さんが持ってきてくれた
お水のグラスはふちが欠けていて、唇を怪我しそうで危ない



まー、クーポンでほぼ半額だったから文句なしだけど
二度目はありませんね、のお店でした。



いや〜、雨降りの上にこれじゃあ、
テンション下がりまくりです。



しかし、しかし。
カフェを出る頃には少し明るくなったし
せっかくマウントイーデンまで出てきたのだから
イーデンヴィレッジで買い物をしよう。




真っ先にタイムアウトという本屋へ。
いまやニュージーランドでは希少価値となった
個人営業の本屋さん
夜は9時ころまで営業しているので
サーカス・サーカスに食事に来た時に寄ったりします。



        


          買った本は紙袋に入れてくれます
             猫のロゴが可愛い




長女は好きなファンタジー小説にするか
村上春樹(もちろん英訳)にするか迷った末
「まずは軽いものを読んで、村上春樹に備える(?)」ことにして
お気に入り作家のファンタジーを1冊購入。



わたしも先日の新聞の書評で評判が良かった
『The Kitchen House』という本を買いました。



    

       アイルランドからアメリカに移住する途中で両親に死別
    南部の農園に買われて黒人奴隷と共に働くことになった白人少女のお話し
              がんばって読まねば





それからいつものお茶屋さん、Chapterで
Cranberry & Carrots のフルーツティーを購入。




このころにはすっかり青空になって
お茶と本があれば、気分も上向き



実はサーカスサーカスにも寄りましたし。


    




    





後は早く春が来てくれるとうれしいんだけどなぁ。