ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

春の風に吹かれてひとりピクニック

月曜日のお花のお稽古は
いつも午後に出かけていましたが
最近は予定を変えて、午前中に着くようにしています。



が、2時間のお稽古を終えると
お昼ご飯はどうしましょうか、という半端な時間。
そこで、朝、次女のお弁当と一緒に自分用のサンドイッチを作り
帰りに適当なところに車を停めて
車の中で急いでランチを食べて帰るというスケジュールでした。



きょうもどこかの路上でお昼ご飯……と思っていましたが
きのうの早朝の嵐が過ぎて、急に春めいた陽気になり
少し雲が多いながらも、風が気持ちいい快適なお天気。



せっかくだから車から出て、ひとりピクニックをすることにしました。



ニュージーランドの魅力のひとつは
街の至る所に公園があること。
公園にはかならずベンチとピクニックテーブルが置いてあって
プレイグラウンドや水飲み場が設置されていることも多いし
公衆トイレはちゃんと掃除が行き届いていて清潔。



海岸も同様で
ベンチ、ピクニックテーブル、公衆トイレは
小さな海岸にもちゃんと設置されていて
夏以外でも、海で泳がない人も、ビーチを楽しめるようになっています。
(ニュージーランドの人は結構寒いときでも泳いでますけど)



わたしの家からそう遠くないオカフ・ベイ(Okahu Bay)で車を停め
海岸まで降りてそこのベンチでサンドイッチを食べました。




この海岸にもちゃんとピクニックテーブルがあります



       


近くの工事現場で仕事をしているらしい人たちが
お昼ご飯を食べていました。



右端に写っているのはガスバーベキューの装置
海岸や公園にこうした無料のバーベキュー設備が置いてあるのも
ニュージランドらしさのひとつ。



波打ち際の向こうに見える建物は
ここで1年ほど前に家族と食事をしたレストラン





マリーナと




ヨットたち




気持ちいい風に吹かれてのんびりと
サンドイッチを楽しんでいましたら
突然、海岸そばの道に観光バスが停まり




なかから中国人ツーリストがゾロゾロと降りてきて
静かな海岸はあっという間に「観光地」に



といっても
きれいな景色のほかには何もないところ。
観光客向けの場所ではないように思うのですけど。



それでも
皆、思い思いに写真を撮ったり、波打ち際で水に触ったり
故郷にはない景色、なのでしょうね、やっぱり。