ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

フュージョン・ランチ

きのうはヘンダーソン(Henderson)へ行ってきました。



お散歩仲間のうち
数人が今年50歳を迎え
ひとりが子宮筋腫の手術から無事回復し
ひとりが10年のニュージーランド生活に終止符を打ち
日本への永住帰国を決め



ということで
お誕生日会と全快祝いと送別会をまとめてやってしまおうと
仲間の一人の古くからの友人夫婦が最近開店したレストランへ





ヘンダーソンはオークランド西部の町で
わたしのように市の中心部に住む者にとっては
少々遠いなぁ、という感じの場所。



でも、
高速道路16号線に乗ってしまえば約30分の距離でした。



オーナーシェフは東南アジア出身の人で
オークランドのいわゆるヨーロピアン料理の店で修業し
奥さんが日本人ということで



お店のメニューは

ナシゴレンあり


茶碗蒸しあり



ステーキあり



の、大フュージョン



お店のインテリアも、カフェ風の作りながら
奥には堀ごたつ風の和室があったり
ご主人の趣味だという盆栽が飾ってあったり



盛り付けも凝っていて
友だちが注文した豚三枚肉は
なんと寿司桶に入って出てきました。





こういう「なんでもアリ」な感じが
「おもしろい」「いい感じ」と受け取られるか
「ごちゃまぜ」「無節操」と感じられてしまうか
そこのところが鍵かもしれない。




お料理のほうはとてもリーズナブル
というか、値段は特に安いという印象はないのだけれど
ボリュームがすごい。
このお値段でこの量はすごい、という「お得感」が前面に出ています。



わたしが食べたのは「本日のお魚」のサーモンの蒸し料理
ソースにはニンニクが使ってあり、白いご飯にお餅も添えてられていて
同じ鮭料理でも、やはり普通のカフェとはちょっと違う感じ





これもボリュームはたっぷりで
ニュージーランドの鮭は日本のものより油がきつく
蒸し料理だから大丈夫かな、と思ったのですが
半分くらい食べたところで、やはり胸やけが……




アンガスビーフのステーキも
カリカリの豚三枚肉も
ちょっとずつ味見させてもらい、どれもおいしかったけど
鮭で胸やけ気味だったわたしには少々油がきつく感じられてしまいました。



カフェメニューにはサンドイッチなどもあるようなので
この次に行くことがあったら
その時は軽めのものにトライしてみようかなぁ。