ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

おいしい

以前JBと行ったライブラリー・カフェ





古い図書館を改造したカフェで
建物の雰囲気と荘厳さには圧倒されましたが
古い建物のせいか掃除が行届いていない感じで
食事のお味のほうも今ひとつ、と思っていましたら




あのエリアに住む友人も同じ意見で
近くにある別のカフェのほうがずっといいと教えてくれました。
すると
いっしょにいたもうひとりも、ああ、あそこはいいね、と同意



入口入るとガラスケースの中にどぉ〜んとスイーツが並んでいて
(お、いいね、いいね)
サラダを頼むと数種類の中から3種類くらい選べて
(サラダ、嬉しいね)
子供を遊ばせるところもあるし
(まぁ、子供は大きくなっちゃったから、それはいいけど)
なんと言っても、ウチから近いのがいい!
(それはあんたンちからでしょ。あたしンちからは遠いのよ!)




確かに我が家から少し遠めなのですが
話を聞いて行ってみたい気持ちがムクムク



で、そのカフェの名前は?



              ラッシャス




え? ルシアスでしょ? ともうひとり
いや、ラッシャス!!



どういうスペル?   
「luscious」。「おいしい」っていう意味。
デリシャスのスラング?
スラングじゃなくて、ちゃんとした英語。辞書ひいてごらん




ハイ、調べてみました。
確かにありました。
英辞郎によれば
「luscious:(味が)甘い、おいしい」




さらに、
英語ネイティブのJBに訊いてみると
おなじ「おいしい」でも、「ステーキがおいしい」などの意味には使わないらしい。
JBのイメージとしては桃やアプリコットなどの
ストーンフルーツ(大きなタネが中央に一個入っている果物)のおいしさを表現する言葉



ジューシー(juicy)に近いニュアンスかもしれない。



そう言えばlusciousは女性を形容するときにも使うらしい




バーで男二人が
「おい、あそこの彼女、なかなlusciousだな」みたいに。




西も東も男の発想は同じ。