請う、ご期待
陪審員の召喚状が来ました。
ニュージーランドの国籍や永住権を持っている人たちは
誰でも陪審員を務める義務があります。
候補となる人が「無作為に」選出されて
召喚状を受け取るわけですが
この「無作為」というのがくせ者
わたしはニュージーランドの永住権を取って約12年ですが
今回はなんと5回目の召喚であります!!
(ちなみに「ニュージーランド人」のJBは過去に一度召喚されただけ)
こうなると「無作為」なんて言葉、信じられませんよね
絶対どこかで誰かの悪意が働いているような気がする……
正当な理由があれば免除してもらえるので
三回目までは免除を申請しましたが
四回目は「このまま断わり続けると
(誰かの悪意によって?)毎年のように召喚されるかもしれない」
と恐怖心(?)のようなものを感じ
召喚に応じて裁判所まで出かけて行きました。
(このときのことはこちらに詳しく書きました)
これでしばらくは大丈夫だろうと思ったのに。
しかも、今回は召喚された日は日本へ旅行中の予定
これはまた免除してもらうしかないと
理由を書いた手紙に航空券の写しを添えて提出しました。
それから1週間、裁判所から届いた手紙には
「免除の申請は受け取りました。
免除が妥当かどうか検討するために、免除申請の理由を書いた手紙を
理由の正当性を証明する書類を添えて提出してください」
とあります。
もう、それ、しましたけどぉ~。
しかし、こんなことは日常茶飯事のニュージーランドです。
大いに腹は立ちましたが
おとなしく、また同じ内容の手紙を、同じコピーを添えて提出しました。
そして日本へ出発する10日前になってやっと
「免除申請が認められた」というメールのお返事が。
やれやれ。
しか~し。
裁判所からのメールには
「8月にまた召喚状を送るから、今度は絶対来てね」
という「追伸」が
召喚されたからといって陪審員に選出されるとは限りません。
選出される確率はあまり高くないほうでしょう。
でも!!
去年のクリスマスからこっち
「運の女神様」からすっかり嫌われてしまったようなわたしの身には
つまらん問題ごとが連日のように発生しています。
きっと8月には、高等裁判所の法廷で
さまざまな人種のニュージーランド人に混ざって
陪審員席に座っていることでしょう。
このブログで陪審員の仕事について詳しく報告できそうです。
(裁判の内容は守秘義務があるので書けませんが)
請う、ご期待!