紅葉はどこ?
明日は草指連オークランド支部の月例ワークショップの日です。
どんなテーマだったかいな、とニュースレターを読み返してみたら
「秋」でした。
生け花=植物で「秋」を表現するとなると
やっぱり、あれですよね、あれ
紅葉
赤や黄色に色づいた葉っぱがあるだけで
あぁ、秋だなぁと思いますものね。
ということで
明日の材料になりそうな「紅葉した枝」を探して
家の周りを歩いてみましたが……
くちなしは紅葉しません
アボカドも……常緑樹だったのね
フィジョアのアポロ君も
ニュージーランドの在来種なので常緑樹
お隣の家のプカ
これも紅葉しません
これはヤツデ
もちろん常緑樹
結局、どれも(冬も近いのに)緑が青々している木ばかりで
紅葉している木を見つけることができませんでした。
ニュージーランドの在来種はみな常緑樹
紅葉する木は海外から持ち込まれたもので
常緑樹に比べると種類が少ない
さらに、紅葉には寒暖の差が必要ですが
オークランドは気候が温暖で、夏と冬の気温差がさほど大きくない。
そんなわけで、
もちろん、オークランドにも樫の木や楓はあるのですが
やっぱり常緑樹が圧倒的に多い。
紅葉している枝を探すのがこんなに大変だったとは。
……というより、
「秋=紅葉」などという安易な発想でいこうとしたことが問題?
が、しかし
紅葉なしで「秋の花」、どう活けよう?