白菜漬け失敗の巻
いつもの中華系八百屋で
なかなかにりっぱな白菜を見つけたので
半分は
薄切りの豚肉を挟んでコンソメで煮てポン酢で食べる「ポーク白菜」
(超手抜きなのにみんなが大喜びするありがたいレシピ)にし
残りで白菜漬けを作ることにしました。
が、結論から言うと
以下の2点の理由により失敗しました。
理由その1:
オークランドの冬は日本の冬のように寒くない
ネットで見た日本のレシピに従い
(って、まぁ、ニュージーランドのサイトを探しても
白菜漬けのレシピは見つからないだろうけど)
まずは半日ほど陽に当てて干し
その後、涼しい場所で2,3日下漬けするとあったのですが
初冬の今の時期、オークランドは
お天気のいい日だと、少し汗ばむくらいの気温になります。
冷蔵庫に入れることも考えたのですが
大きな白菜の半分では冷蔵庫がいっぱいになってしまうのでやめて
台所の日陰を探して置いておいたのが
しばらくしてふと見るとしっかり日が当ってたりして。
たぶんそのせいで
2,3日どころか、漬け始めた翌日にはかなり水分が出てきたので
レシピは無視して本漬けに移りましたが
本漬けも4,5日とあったのですが
2日もすると、白菜はすっかりヨレヨレになり
なんとなく茶色くなってきたような気が……
せっかくいい白菜だったのに腐らせては大変なので
ここで白菜漬けは終了。
レシピの手順はまるで無視でありました。
わたしは浅漬けのシャキシャキした漬物が好きなんだけど
でき上がった白菜漬けは、しんなりを通り越してました。
しかも
理由その2:塩分が多すぎた
レシピ通りに白菜の重さの4%の塩を振ったのですが
でき上がった白菜漬けはわたしにはかなり塩辛く感じられて
ちょっと塩抜きをしようと
水につけておいたらそのまま忘れてしまって
気づいた時には塩気がすっかり抜けて
なんとも間抜けな味の漬物となっておりました。
かくして
冬の食卓になくてはならない白菜の漬物を
自作しようという試みは
(買えないものは自分で作るしきゃないんだけど)
見事に失敗に終わったのでした。
失敗作の白菜漬けはどうなったかって?
もちろん、食べましたですよ~。
間抜けな味の白菜でしたが
自家製の昆布しょうゆを少々たらし
秋田で買った柚子入り七味をかけてみると
柚子の香りと昆布のうまみのおかげで
それはそれは美味しくなったのでした。
教訓:
白菜漬けは少量を冷蔵庫で漬けよう