ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

シフォンケーキは甘くない

土曜日に次女とタオルを買いに行きましたら

その店の家庭用品売り場にシフォンケーキの型が置いてあるのを発見

 

 

ニュージーランドでは手に入らないと思っていたので

(ニュージーランド人はシフォンケーキのようなふわふわのケーキの存在を知らないし)

大感激して値段も見ずに衝動買い

 

 

こちらに引っ越して以来の長年の夢だった(とは大げさな)

シフォンケーキ製作にさっそく取り掛かりましたが

 

 

      失敗しました

 

 

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日本の料理本のレシピをみる限りでは

特に複雑な手順などない、ひじょうにスタンダードなケーキのよう

強いて言えばメレンゲを作るのが面倒なことくらいでしょうが

これも、電動のハンドミキサーがあれば5分ほどで完璧なメレンゲができます。

 

 

わたしの(記念すべき)シフォンケーキ第一号さんも

最初はオーブンの中で順調に膨らんでいましたが、

いつまでもオーブンを覗き込んでいるわけにも行かないので

ちょっと目を離して片付けなどしているうちに

シュワシュワ~と半分ほどの高さに縮んでしまっていました。

 

 

        なんでなかぁ~?

 

 

ネットで調べてみましたら、原因らしき問題はすぐに分かりました。

 

 

     メレンゲ、やっぱりアンタだったね?

 

 

生地を型に流すときに、レシピ本の写真とちょっと違うなぁとは思ったのです。

シフォンケーキがあんなにフワフワに膨らむのはメレンゲの泡のおかげ

と固く信じていたので、生地にメレンゲを混ぜるときも

泡を消さないようにとこわごわ混ぜておりましたので

生地のあちこちにメレンゲの塊が残っていて

やけにでこぼこした生地になっていたんですねー。

 

 

どうも、これが大きな間違いだったみたい。

生地に混ざらずに残ったメレンゲは焼けると空洞になってしまうんだって

あちこちに空気の穴ができたケーキはぺしゃんこに潰れる宿命にあるとな。

 

なるほど

 

 

と、原因が分かったところでリベンジ!

といきたいところではありますが

シフォンケーキって卵を6個も使うんですよ。

 

 

日本と違ってニュージーランドでは卵はとっても高価

L玉が1ダースで400円くらいはしますからね~

頻繁にシフォンケーキの試作などするわけにはいけいません。

 

 

残念ですが、リベンジはしばらくおあずけ

来月あたりかなぁ?

 

 

 尚、

レシピ製作者の名誉のために付け加えますと、

失敗作のシフォンケーキは、ぺちゃんこながらも味はおいしく、

次女はランチボックスに入れて学校に持っていきましたです。