少し早目のクリスマスプレゼント
生け花の仲間に
一度引き受けた仕事はどんなことがあっても
ひとりで黙々と、でも完璧にきっちりやり遂げる
とても頼りがいのある友人がいます。
趣味で陶芸をやっているのですが
彼女の作品は作り手の真面目な性格をそのまま反映して
隙がなく、細かい部分にも気を配った素晴らしいものばかり
彼女が自作の花器にお花を活けているのを
いつもうらやましい気分で眺めていたものでした。
で、思い切って彼女に
わたしにも花器、作って~
とおねだりしてみたのが数か月前。
即座に「イエス」という応えが返ってきましたが
ニュージーランド暮らしも13年にもなると
ニュージーランド人の「イエス」がいかに当てにならないか
経験上十分に分かっておりますので
真面目な彼女ゆえ
とりあえず「イエス」と言ってくれただけであろうと
特に期待はしていませんでした。
(いずれまた催促しようと思っていたし~)
が、なんと、ちゃんと作ってくれていました!
約束、守ってくれました。
そうだったわ、彼女、香港人でしたわ。
やっぱりニュージーランド人とは違いますわ。
(ずうずうしく頼んだわたしのほうが、よっぽどニュージーランド人だわ)
生け花のほうも1級師範免状を持っているベテランの彼女
活け手のことをよ~く考えた、とても活けやすい作り
生け花はあくまでも趣味だし
もう止めちゃおーかなー、と思うことも
実はあったりするのですが
いい花器を見ると、活けてみたいと思ってしまう。
どんな花を活けようかと、なんだかすごく楽しい。
きょうは1か月早いクリスマスプレゼントをもらった気分です。