どっちが大人?
台所の窓拭きをしたついでに
キャビネットの中も整理してみたら
こんな懐かしいものが出てきました。
最後にこれで家族で遊んだのは何年前だったろう?
これを見た長女も懐かしいと思ったのか、
夕食の後に久しぶりにみんなでやってみようと言います。
もちろんわたしに異存はなし。
そもそも、家族でやろう! とゲーム盤を買い込んだのはわたしですから。
学生時代に出会ったスクラブルゲーム
ボードゲームにはあまり興味はないのですが
これだけは大好き。
しかし、さすがにネイティブスピーカーには敵いませんね。
ゲームの成績は、
JBがぶっちぎりのトップ、2位が次女で、僅差の3位が長女
わたしは当たり前のように最下位です。
こういうとき、たとえ子供を交えた遊びであっても
勝つことしか見えなくなって
子供がいるんだから、少し手加減しよう
という心配りをすることなど考えもつかず
そこまでしなくても……
と思ってしまうほどの大人げない手を使ってでも
何が何でも勝とうとするのがJB
おかげで、娘たちが小さかった頃は
家族でゲームをするたびにJBと娘たちの間でひと悶着が起こり
せっかく楽しく遊ぼうと思ったのに
全員不機嫌で終わることもしょっちゅうでした。
が、今、長女は20歳、次女は15歳です。
JBは変わりませんが、娘たちは成長しました。
あいもかわらず、勝つことだけに必死で何も見えず、
時にあざとい手を使おうとする父親に
するどい突っ込みを入れながらも
笑って許す余裕が、娘たちのほうに、あります。
娘たちに遊んでもらったなどとは、露ほども思いが及ばず
ダントツ一位が嬉しくて仕方ない様子で
よし! 明日の夜はウノをやるぞ!
と言い出すJB
そんな父親に娘たちは苦笑いの顔を見合わせています。
大人になったね、ふたりとも