晴れ晴れ~とはいかないけれど……
木曜日、無事に耳そうじ(wax removal)を済ませてきました。
Ear Nurseのクリニックは
マンモグラフィを撮りに行く乳がん検診の診療所のすぐ近く
ここも乳がん検診のクリニックと同様に
普通の住宅をそのまま診療所に使っています。
こちらが乳がん検診のクリニック
ここは
一軒の家を数人のスペシャリストたちが使っているらしく
玄関ポーチには、専門医の名前を書いたプレートが
耳そうじをしてくれたEar Nurseは
予約のときの電話の声から
ちょっとふくよかな、肝っ玉母さんのようなイメージの
年配の女性かなと思っていたのですが
なんの、なんの
現物は、黒髪のボブカットに
黒のコットンセーターと細身のジーンズ
膝までのブーツを颯爽と着こなした女性でした。
(年齢だけはわたしの想像通りでしたが)
ニュージーランドの医療施設では
総合病院以外は医師も看護師も白衣を着ませんが
それにしても、こんなに格好いいお婆さんに
耳の掃除をしてもらうというもの、なんだか不思議な気分
耳垢の掃除は
耳の中に小さな掃除機のような装置を差し入れてビュイ~ンと
耳垢を吸い込んで取ります。
「ちょっとうるさいわよ」と言われましたが
耳元で強く風が吹いているような感じの音で
それほど不快ではありませんでした。
耳が塞がった感じで不快だった右側が重症で
それでも、終了までものの数分
左側はほんのひと吸いという感じでした。
先日、主治医にも言われましたが
耳は特に何もしなくても
自然に耳垢が耳の外のほうまで押し出されるようになっていて
耳の外側まで出た耳垢は
日常のシャワーやシャンプーなどの過程で流されてしまうのだそうです。
そして、綿棒などを耳に入れると
かえって耳垢を奥に押し込んでしまうことになるのだそうで
Ear Nurseにも
あなた、綿棒、使ったでしょ。
と言われてしまいました。
ハイ、綿棒、結構好きでしたけど。
あまり使うのは良くないとは聞いていたので
頻繁に使ってはいなかったはずなのですが
綿棒での耳そうじは、けっこう快感でしたね、実を言えば。
でも、今回で懲りたので、綿棒はやめます。
耳垢をきれいに取ってもらって、耳が軽くなりました。
すっきり爽やか。
ただ、綿棒での耳そうじのあの快感がもう味わえないかと思うと
晴れ晴れ~というところまでは、ん~、いかない感じもするかなぁ……。