ぶっしゅかんを煮てみた
ぶっしゅかん
英語みたいですが、日本語
漢字で書くと「仏手柑」
英語では「Buddah’s hand citrus」(まんま)
字を見て分かるように、柑橘系の果物の名前です。
草月流では、野菜や果物を使って作品を作ることがあり
先週金曜日に生徒さんのひとりが
花材(花じゃないけど)としてこの「仏手柑」を持ってきたのです。
何か面白いものは無いかと高級食材店を物色していたら
この不思議なモノを見つけたので
ということで、これはまったく偶然だったのですが
教科書に掲載されていた見本作品に仏手柑が使われていました。
使ってみたいという気持ち、分かりますよね~。
なんたってこの不思議な形ですもん
仏様が手を合わせているように見えるというのですが
……仏様というより、エイリアンの指みたい。
さて、稽古が終わって、生徒さんがこの仏手柑を半分くれました。
果物らしいから、食べてみてくださいと。
驚いたことに、果肉はほとんどなく、皮と白いふわふわした部分のみ
かじってみたら思ったより酸っぱくなかったので
サラダにでも入れようかなぁと考えていたのですが
ネットで調べてみたら、ジャムにするのが一般的なようで。
で、煮てみました。
果肉がないので水分がほとんどなく、水を加えてみましたが
ジャムという感じには今一歩かな。
湯でこぼすのを忘れたので、結構苦みが残ってしまいましたが
食べられないほどではなく、JBなんかには好みの味かも。
ところで、生徒さんがこの仏手柑を買った食材店で
柚子も売っていたというので
お稽古が終わった午後に車でひとっ走り行ってきました。
5個入りで7ドル(約530円)は高いのかどうか分かりませんが
ニュージーランドのスーパーで柚子が手に入るとは思っていなかったので
迷わず購入であります。
中は結構かすかすでしたが、
5個で100ccくらいの果汁がとれたのでポン酢しょうゆを作り
皮は薄く剥いで、ラップで包んで冷凍庫へ
これで1年くらいは柚子の香りを楽しめます。
果汁はあまりなかったけど、種はたっぷり入っていて
全部蒔いて、芽が出てきたら、柚子の林ができそうなくらい
オークランドに柚子の林?
悪くないかも。