亭主元気で……
昨日の朝の便でJBが日本に出発しました。
前回は仕事でしたが、今回はバイク仲間と3人でのホリデー
箱根や伊豆や長野をツーリングする予定で
富士山にも登るのだと張り切っていました。
オジサン3人(最年少がJBで50代半ば、あとの2人は60代)の
珍道中になりそうで、
去年7月のわたしのハワイ旅行のようなものでしょうか。
もちろん、こちらに引っ越してからもJBは何回か日本に行っていますが
目的がわたしの実家に行ったり、仕事だったりで
純粋に遊ぶために日本に行くのは、今回が初めて。
JBはとても楽しみにしていました。
出発前夜はうれしくて、あまり眠れなかった様子。
一方、
JBの日本旅行は、留守番のわたしにとっても、ホリデー
四六時中動き回るかしゃべるかしているJBがいないと
家の中は、し~んという音が本当に聞こえてきそうなほど、静か
家事であれ何であれ、JBの視線を感じずにできるというのは
わたしの精神衛生上、とてつもなくありがたいことです。
もっとも、もしも万が一何かトラブルが起きたら
(言葉の綾で他人をからかうのが大好きな)JBに頼らずに、わたし一人で
(時間は守らない、言うことがそのたびに違う、人の話を聞かない)
ニュージーランド人に立ち向かわねばならないとなると
そうそう浮かれてもいられません。
昔、
「亭主元気で留守がいい」というテレビのコマーシャルがありましたね
そのコマーシャルに、当時独身で若かった友人は
「家族を守ってくれる夫に対して、なんとひどい言いようか!」と
真剣に憤ったそうですが
あれから数十年、大恋愛の末に結婚した(はずの)夫を見て
「あのコマーシャル、しみじみ理解できる」と言うのです。
何をいまさら~、とわたしはヘラヘラ笑いましたが
JBの留守は、わたしにとって本当に貴重なホリデーですが
同時に、ニュージーランドという異国の地で暮らす上で
どれほどわたしがJBを頼っているのかということを
(不本意ながら)あらためて認識するときでも、あるのです。
最近ではかなり珍しいJBとのツーショット