ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

1泊2日ウェリントン記念日旅行 その1 ウェリントンまでの道

ウェリントンに行ってきました。

 

 

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10月の第一週はJBとわたしの結婚記念日がある週で

 

 

ふたりで旅行に出かけた年もありますが

(2011年はテ・アロハ、2014年はラッセル)

JBがとっととひとりでオーストラリアに旅行に行ってしまったり

(去年のことであります)

ふたりとも記念日のことなどすっかり忘れて

数日たってから思い出したという年もありました。

 

 

ことしは、

この時期に毎年開催されているWorld of Wearable Artのショーを見るべく

ウェリントンまで1泊2日の弾丸旅行を決行いたしました。

 

 

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Wearable Artというのは

壁に掛けたり床に置いたりして鑑賞するのではなく

人が着て動いて完成するアート……とでもいいましょうか。

 

 

ニュージーランド国内はもとより、隣国オーストラリアや

イギリス、アメリカ、中国やインドなど、

世界中からたくさんの作品がエントリーされ、

ショーは、つまりこのアートコンペの発表会なのですが

 

 

ただの発表会に終っていない、

一大エンターテインメントになっているんですねぇ。

 

 

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       ショーが始まる前、会場の劇場前広場に現れた

           不思議な黒ずくめ集団

 

 

このショーを見た人は、みんな異口同音に

「すごい! 素晴らしかった!」と。

わたしも見に行きたいと思い続けていたのですが

このショーの存在をわたしが知ったきっかけは

逆説的ではありますが、JB。

 

 

JBがどこかから話を聞いてきて

「開催時期は記念日の頃だから、ふたりで行ってみよう」

と言い出したのですね。

それが3年前か、4年前か。

 

 

自分で言い出したこともすぐに忘れる人です。

案の定、その年は10月が近づいても

Wearable Artの「う」の字も出ずに終わりました。

 

 

次の年は、

(自分で言い出したということは忘れているようだったので)

わたしが見つけてきたということにして

「Wearable Art というショーが面白そうだよ」と

と話を振ってみたのですが

「そんなもの、興味ない」と一蹴されてしまいました。

 

 

そして去年

前年と同じくわたしのほうから話を出すと

知り合いから「妻が行って、すごく良かったと言っていた」

という話を聞いていたようで

「行ってみよう」とすぐに話に乗ってきました。

 

が、

とても人気があるショーなので

チケットの入手はもちろん、ホテルや飛行機の予約も早めにしないと、と思い

何度となくJBを突っついてみるのですが、反応が鈍い。

ついには「行きたくない」と言い出しました。

「ショーなんかおもしろくないよ。そうだ! メルボルンに行こう!

ショッピングに付き合うよ!」

ですって。

 

 

メルボルンへのショッピングツアーも悪い話ではないので

では、メルボルン行きの飛行機を予約しましょう

と思っていたある日。

 

 

友人との電話を終えたJBが喜色満面でわたしに言うには

「10月の第一週に××(友人)とゴールドコーストに行くことにした!

 飛行機も予約した!」

 

 

ほぉ~、そーですかー。

 

 

10月の第一週って、わたしたちの結婚記念日のある週だよね

確か、わたしをメルボルンに連れて行ってくれるんだったよね

 

 

JBの反応が

「知らない、そんな約束をしたことは一度もない」

であったことは、言うまでもありませんが。

 

 

そういういきさつがありますので

今年早々に、エアニュージーランドから

Wearable Artのパッケージツアーのお知らせメールが届いたとき

今手を打たねばわたしは一生このショーに行かれないと決心

 

 

ウェリントンまでの往復飛行機、ホテル1泊、ショーのチケット2人分

が含まれたパッケージをその場で予約したのでありました。

 

 

思えば長い道のりでしたわ。

 

 

でも、待ったかいのある、すばらしい経験でした。

 

 

1泊2日は大忙しで、2日間とも歩き通しだったので

今もまだちょっと足が痛いけど。 

 

 

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    ウェリントンの街の中心に開店したばかりの

    オーストラリア資本の高級デパート、デビッド・ジョーンズにも

    もちろん、行ってきましたよ~。