オークランドの和
きょうは生け花の友人の結婚披露パーティに出席しました。
生け花の友人は新婦ではなく新郎
和食レストランのシェフです。
日本の板前さんは
昔は生け花やお茶の稽古も修行のひとつだったそうですが
料理のプロの美的感覚はやはり違うなぁと
彼の作品を見るたびに感じます。
パーティの会場は和食レストラン
ゲストはオークランド市内の有名和食レストランの
オーナーやらシェフやら、そうそうたる顔ぶれ
そこにわたしたち生け花仲間が加わり
新郎新婦の仕事仲間や友人たちを合わせて総勢80名
そのなかで日本人でないのは二人だけという
見事に「和」の世界
新郎新婦の入場から、鏡割り、ケーキ入刀、来賓のスピーチと
パーティの進行も日本の披露宴と変わらず
(新婦のお色直しはありませんでしたが)
いただいた食事も和食そのもの
友人たちの結婚式はとっくに卒業して
甥や姪たちもみな片付いてしまっている
そういう歳になって、しかもオークランドで
こんなふうに日本式の披露宴に出席できるとは。
長生きはしてみるもんです。