Manchester By The Sea
いつもいっしょに映画を見に行く友人が
この映画! 絶対好きでしょ!!
と勧めてくれたのが、ケイシー・アフレックがオスカーを取った
『Manchester By The Sea』
はい、観にいきたいと思ってました。
そばにいた別の友人が「どんな映画?」と訊くので
ふたりしてしばし考えて出た答えが
「ものすご~く暗い映画」
はい、
わたしは「暗い映画」が似合う女です。
でも、思ったより暗い映画ではなかったです。
残酷さ、やりきれなさでは先日の『Silence』のほうが強い
アメリカ東海岸のManchester By The Seaという
とてもきれいな小さな海辺の町が舞台。
季節は冬だったので、ものすご~く寒そうだったけど。
どうやったって償いきれない
重い過去の罪を背負って生きる男性の物語だったけど
最後は、少し光が見えてくるかなぁ……
という感じの終わり方で、ホッとしました。
主人公の甥っ子を演じた青年
なかなかのハンサム君、と思ったら
『Moonrise Kingdom』で主人公に意地悪するスカウトの少年でした。
しかも、
甥っ子君はちゃっかりふたりもガールフレンドを持っているんだけど
ガールフレンドその1を演じた少女は
『Moonrise Kingdom』の主役だった子
ストーリーにはまったく関係がないけど
こんなことに気づくと、ちょっとうれしかったりします。
ふたりとも、これからどんどん活躍する俳優になっていくんだろうなぁ。
なんか、近所の子の成長を見守る小母さんの気分?