トンガリロクロッシング顛末記 その2 ~わたしゃ、歩きませんって~
去年の後半、
風邪をひいたり、仕事が忙しかったりで
しばらくウォーキングを休んでいたら
いつの間にか、
年明けにトンガリロクロッシングに行く
という計画が出来上がっていました。
去年のボクシングデーに行ったトレッキングも
実はトンガリロ行きのための練習だったのでした。
トンガリロクロッシングというのは
ひじょうに乱暴にまとめてしまうと
ニュージーランド人にとっての富士登山のようなもの
ニュージーランドに住んでいるなら一度は経験しなくちゃ
という感じらしい
と言っても、山に登るのではなく、
トンガリロ国立公園にある3つの山
ルアペフ、ナウルホエ、トンガリロのうちの
ナウルホエの麓からぐる~と回ってトンガリロへ抜けるトレッキングコース
全長が19.4キロ、だいたい7~8時間かけて歩くコースです。
ルアペフ
ナウルホエ
ナウルホエの隣の低い山がトンガリロ
もとより
わたしには8時間も歩く気はさらさらありませんで。
トンガリロクロッシングに行くぞ
と言われたときは、即、お断りしたのですが
わたしの友人たちはいいやつばかりですが
結構しつこい。
え~?
なんで~? なんで~?
いっしょに行こうよ~
そのほうが楽しいよ~
と「一緒に行こう」攻撃の激しいこと
が、行く気満々だった友人のひとりが
お正月に腰を痛めたことで事態が変化し
わたしとその友人もみんなと一緒に行き
他の4人とは別行動で国立公園内の短いコースを歩く
ということに決定。
4人がスキーに行くような重装備でクロッシングにトライしている間
わたしともうひとりはタラナキ・フォールという滝へ向かう
2時間のトレッキングを楽しみました。
重装備で出発の友人たち
Tシャツ一枚のワタクシ
当初は2月に決行の予定が、みんなの仕事の都合で4月にずれ込み
すでに秋の気配いっぱいのトンガリロ、
寒いぞ~、雪が降るかもしれないらしいぞ~、などと脅かされましたが
当日は抜けるような青空、風もほとんどなく、素晴らしいコンディションでした
そう、みんな、良い子だものね。