ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

ニュージーランド式マーマレードの作り方

我が家のグレープフルーツの木

去年は1個も実をつけませんでしたが

今年はまずまずの豊作

 

 

この季節になると

JBが「マーマレードを作れ、マーマレードを作れ」と

やたらとうるさい。

 

 

でも、マーマレード作りはやたらと手がかかるのに

うちの娘たちはマーマレードを食べたがらず

4年前に苦労して作ったものがまだパントリーに残っていたりする。

 

 

で、今年はうちで採れたグレープフルーツは

マーマレードを作る友人たちの材料にしてもらうことにして

自分では作らないと決めていました。

 

 

ところが

友人がくれた自宅で採れたレモンが

それは、それは、艶々とおいしそうで

我が家のグレープフルーツといっしょに煮て

マーマレードにしたらいいかもと、ふと思いました。

 

 

なにしろ

ここはニュージーランドです。

 

 

ここでは

マーマレードを作るのに

皮の内側の白い綿を取り除いたり

皮を湯でこぼしたり

果実の薄皮をむいたり

……しない。

 

 

ざくざくと果実を切って

砂糖と一緒に鍋に放り込んで

数十分煮たらおしまい。

 

 

うまく固まらなかったら

スーパーでジャム用の凝固剤(ペクチン)を買って

放り込めばよし。

 

 

ということを

友人たちの話から知って、お~、そ~か~

と目からうろこ。

 

 

ジャム作りに半日もかけて、ぐったり疲れて

バカみたいだったわ、わたし。

 

 

ということで

手抜きマーマレード、本日作ってみました。

 

 

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皮の白い綿は取りませんでしたが2回ほど湯でこぼし、

種も取って、ティーバッグ用の袋に入れて鍋に加えたので

 

 

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ニュージーランド式と日本式のフュージョンということで。

 

 

出来上がりを味見してみると

 

 

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以前に作ったものより、さすがに苦みが強い感じですが

ちゃんと食べられるものになっていたし

 

 

何しろ2時間ほどで出来上がったのだから

それだけでも良しとしよう、という気分。

 

 

これでまた2年分くらいの在庫ができました。

 

 

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