政権交代
今度の日曜日は衆議院選挙の投票日ですね。
わたしも在外選挙登録をしてあるので投票できるのですが
投票期間がフィジー旅行と見事に重なってしまい
今回は泣く泣く棄権となってしまいました。
残念
ところで
ニュージーランドでも先月総選挙がありました。
与党の国民党は大きな失策もなく無難にやって来ていたし
野党第一党の労働党はなんだかんだと内輪もめが多くて
今回も投票日直前に党首が交代したりして
こりゃ国民党で決まりでしょうかねぇ、と思っていたら
党首交代が思いがけずも功を奏して
労働党のあれよあれよの大躍進。
前回失った議席をしっかり取り戻しました。
一方の国民党も堅実に議席数を守りましたが
過半数には満たず、結局、どちらが与党になるかは
この人の決断にゆだねられることになってしまいました。
ニュージーランド・ファーストの党首、ウィンストン・ピータース氏
ピータース氏がどちらの党と連立政権を組むのかが
ニュージーランドにおけるここ数週間の最大の関心事になっていましたが
ついに本日、労働党、緑の党との連立政権に参加することを
ピータース氏が発表、ニュージーランドでは政権交代が実現しました。
保守派ジジイのJBは、むろん大不機嫌であります。
JBは労働党はもちろん嫌いだけれど、緑の党はもっと嫌い。
これからの3年間は、JBにとっては嫌な時代となるでしょう。
労働党は、外国人による不動産取得を制限する公約を発表していて
それが今のニュージーランド、特にオークランドの不動産価格高騰を
抑える要因になってくれればいいなぁと
その点はJBもちょっと期待しているようですが。