アートが、楽しい。
久しぶりにAuckland Art Galleryに行ってきました。
9月から開催されていた特別展「The Corsini Collection」
行きたいと思いながらグズグズしていたら、
来週で終了してしまうことが分かって、ちょっと慌てて友人と。
このコレクションについて
キューレーターの人の簡単なトークがあるというので
それに合わせて行ってみたのですが、時間を勘違いしてしまい
会場に入ったら、トークはちょうど終わるところでした。
トホホ、残念。
でも、コレクションはじっくりと時間をかけて見学しました。
イタリアの富豪、Corsiniファミリーが保有する
ルネッサンスやバロック期から近代までの
絵画などを一堂に集めたコレクションで
おぉぉ!となってしまいそうな有名な作品は特にありませんでしたが
(わたしが知らないだけかもしれないけど)
なかなか見ごたえのあるコレクションでした。
が、
自分でも可笑しいと思ったのですが
フィレンツェの裕福層の人々の肖像画や宗教画など
たくさんの絵画が並ぶ中でわたしが興味を引かれたのは、
ファミリーの一員の婦人が着ていたというドレスや
昔のキッチンや
ダイニングを再現したもの
晩餐のメニューや料理のレシピ
なんか、
わたしが基本的にアートの人ではないということが
如実に表れているような気がしますねー。
Art Galleryでは「Yayoi Kusama, Obliteration Room」という企画もやっていました。
草間弥生さんの作品が展示されているのではなく、
草間さんを、というか草間さんのシンボルである水玉を
フィーチャーした参加型展示室で
部屋に入るときに水玉のシールをもらい
恐らく、天井も床も壁も、ただ真っ白だった部屋に
そのシールを好きなように貼っていくという企画。
床も
ソファも
ピアノも
カラフルな水玉で埋めつくされていて
その上にまた水玉を貼っていくのは
思いがけなく楽しい作業でした。
けっこう真剣になっている友人
久しぶりのArt Gallery訪問、楽しかった。