ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

Three Billboards outside Ebbing, Missouri

久しぶりに見ごたえのある映画を観たという感じがします。

 

 

 

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なんか、ガツンとくる感じだった。

 

 

娘をレイプして殺した犯人が

いつまでたっても見つからないのに業を煮やした母親(ミルドレッド)が

警察署長を怠惰だと批判する(ようにとれる)3枚の看板広告を出したことを発端に

ミズーリ州のエビングという小さな街の人々に起こる騒動を描いた映画

 

 

レイプ犯を探し出すことを主眼に置いた映画ではなく

ミルドレッドや、警察署長や、署長を慕う暴力警官や

登場人物たちの心の中に生じる少しずつの変化を描いたストーリー

とわたしは感じました。

 

 

予告編を見た友人が

まぁ~4文字言葉が盛りだくさんでしたよ~

と言ってましたが、確かに。

 

 

F××kとかS××tとか

良識ある大人は決して子供の前で使わない言葉のてんこ盛り

 

 

言葉だけじゃなく、暴力シーンもすごかったしなぁ。

 

 

でも、重い話なのに、軽くて可笑しくて。

笑えるシーンもたくさんあって。

 

 

その中のひとつが、オレンジジュースが出てくるシーン。

ふわっと心が軽くなるようなシーンでした。