ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

たこ焼きデビュー!

わたしは関東人ですので

たこ焼きはお祭りの屋台で買って食べるもの

自宅で作って食べるものでは決してありません

 

 

小さい頃に実家の母がたこ焼きを焼いてくれたこともないし

近所の友人の家でたこ焼きパーティが開かれたこともない

 

 

たぶん今でも、

実家の姉夫婦が夕食に家でたこ焼きを焼くこともないと思います。

 

 

そのわたしが、ついにたこ焼きデビューいたしました。

 

 

先日、日本食材店で鉄製のたこ焼きプレートをほぼ衝動買い

 

 

どの辺が「ほぼ」なのかと言うと

出かける前に長女に何か欲しいものがないかと訊いたら

「たこ焼きプレート」という返事

おせんべいとかラ王とかを期待していたので「え?」となりましたが

長女も軽いノリで言っただけで、買ってくるとは思っていなかった様子

 

 

ですが、でがけにそんなやりとりをしていたので

店でたこ焼きプレートを見たときに思わず買い物かごに入れてしまいました。

 

 

たこ焼き粉や天かす、青のりもプレートと一緒に調達。

ちょうど休みで戻っていた次女も一緒になって

たこパーやろう! ということになりました。

 

 

たこ焼きにはもちろんタコが必要ですが

ニュージーランドのスーパーでは茹でタコなど手に入りません。

が、たまたま

ときどきお刺身を注文するオンラインの魚屋で

冷凍のタコ(足のみ1キロパック)を扱っているのを発見。

マグロのお刺身と一緒に買って、茹でておいたものがありました。

 

 

こうして材料や道具のハードウェアはそろいましたが

 

 

何しろ関東人ですから

ソフトウェアの部分が欠如している。

 

 

カセットコンロにプレートをセットしたところで

火加減はどうするのか

油はどれくらい入れたらいいのか

誰にも分かりません。

 

 

それでもとにかくやってみましたが

1回目は見事に惨敗。

生地がプレートにくっついて丸くなるどころではありません。

 

 

プレートにこびりついた生焼けの生地を時間をかけて洗い落とし

2回目に挑戦しましたが、結果はあまり変わらず

空腹で業を煮やしたJBが「フライパンで焼け!」と言い出し

結局、

タコ入りのお好み焼き風パンケーキを食べる羽目となりました。

 

 

それはそれで(意外にも)おいしかったのですけど

丸くなければたこ焼きではなし

それに、くるくるとまわしながらみんなで形を作るのが

たこ焼きパーティの一番のキモでしょう!

 

 

ということで、

次女が大学に戻り、JBがバイク旅行に出かけた夜

長女と二人で残ったタコを使って再度挑戦してみました。

 

 

もちろん、大阪出身の友人に

 

 

鉄板は煙が出るくらい熱くしておくこと

油をたっぷり引くこと

 

 

という「たこ焼きのコツ」を聞いておくのも忘れませんでしたよ~。

 

 

そして!

 

 

 

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やりましたよ!

かたちはまだ完璧ではありませんが

ちゃんと「たこ焼き」と呼べるものが出来上がりました。

 

 

いやぁ

竹串で生地をくるくる回しているうちに

だんだんと丸くなってたこ焼きの形になっていくときの楽しさと言ったら

 

 

長女と二人、はまりました。

 

 

さらに、帰宅して話を聞いたJB

自分が参加できなかったことにいたく不満なようすで

すぐにまたたこ焼きを作ろうと言っています。

 

 

オンラインショッピングで買ったタコは使い切ってしまいましたが

代わりに海老でも入れて、明日か明後日か

我が家の夕飯はまたたこ焼きになりそうです。