いっぱいあってな
アメリカではパイナップルグアバとも呼ばれるこの果物
ニュージーランドやオーストラリアではフィジョアと呼びますが
日本ではフェイジョアという名前なんですね。
フィジョアは英語で書くと「feijoa」で
ローマ字読みすれば確かにフェイジョアですねぇ。
それとも
原産地では「フェイジョア」と呼ばれていたのでしょうか?
英語では、子音にはさまれた「ei」は
名前のKeith(キース)やNeil(ニール)のように
「イー」と発音することが多く
そのルールに従えば「feijoa」も「フィジョア」なんですけどね。
我が家の近くに、庭に大きなフィジョアの木が3本もあるお宅があって
果実がたくさん採れる時期になると、さすがに家族では食べきれないのでしょう、
道端にテーブルを出して、袋詰めにしたフィジョアの実を販売しています。
先日、その家の前を通った際に、「フィジョア、1袋××ドル」という
手書きの看板が目に入ったのですが
フィジョアのスペルが「fijoa」になっていて、
発音通りに書けばこうなるわよね~と、わたしとしてはとても納得。
一方、きょうは八百屋さんで「fejoa」と書かれているのを目撃
ん~、これは違うでしょう?
パイナップルグアバだったり、フィジョアだったり、フェイジョアだったり
英語のスペルもいろいろに書かれて
(ま、単純なスペルミスなのではありますが)
黒猫のルドルフに名前を訊かれて
「俺か? 俺の名前はいっぱいあってな」と答えた野良猫のように
フィジョア君たちも偉そうにしているかな?
我が家のフィジョアはアポロ君という名前なんですけど。