ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

KAZUYAのパン

KAZUYAは

オークランドの日本人で知らない人はいないフレンチレストラン

 

 

新聞やグルメ雑誌にもしょっちゅう取り上げられるし

「オークランドのトップレストラン」などのランキングでは

常に上位に登場する、超有名店。

 

 

なので

お値段ももちろんそれなりで

 

 

わたしのように

5コースで100ドル(約7,500円)のフランス料理より

一皿20個入りの餃子13ドルのほうに

ときめいてしまう夫を持つ身には

 

 

夫婦で訪れることなど

死ぬまでに決して起こるはずのないお店です。

 

 

JBが留守の間に

娘たちと三人で行ってしまう可能性のほうが

よっぽど高い。

 

 

ま、それはともかく。

 

 

そのKAZUYAがパン屋を始めたという情報が

オークランドの日本人コミュニティを駆け抜けたのが先月。

 

 

KAZUYAでは

レストランで出すパンもすべて店内のキッチンで焼いていて

それがとてもおいしいと評判だったのだそうな。

 

 

お店で料理を食べるのが叶わないなら

せめておいしいパンだけでもと

先週、次女を連れて行ってきました。

 

 

パン屋を始めたと言っても

新しく店舗を作ったのではなく

レストランのドアの前に小さなテーブルを置いただけ。

営業時間は火・水・木の11時から1時までのみ

 

 

開店直後は

店の前は長蛇の列だ、だの

12時に行ったらすべて売り切れていた、だの

いろいろ情報が入ってきていましたので

11時半少し前に行ってみました。

 

 

ちょうど、

わたしたちの前の女性が買い物を終えたところで

噂に聞いた行列もなく

オープンから少し時間がたったので落ち着いたのかな

と思っていたのですけど。

 

 

サンドイッチは注文すると奥のキッチンで作ってくれるというので

サーモンのサンドイッチと

 

 

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ニュージーランドでは食べることができない

カツサンドと卵サンドを注文して待っていると

(サンドイッチにトンカツやつぶした茹で卵を挟むという発想が

なぜニュージーランド人にはないのか??)

店の前にはあっという間に数メートルの行列が。

 

 

さらに、

1斤半の食パンも買ったのですが

これはその日の最後のひとつだったとか。

 

 

噂にたがわない人気です。

 

 

カツサンドと卵サンドは

家に帰って開けると写真を撮る暇もなく

瞬く間に家人(あの人とあの人ですね)のお腹に収まりました。

 

 

食パンもほんのりと甘くフワフワと柔らか。

ニュージーランドのパンを食べなれていると

衝撃的なおいしさです、これは。

 

 

トーストしたKAZUYAの食パンにバターを塗り、

パンを食べて感動するなんてねぇ

と我ながらちょっとびっくりの火曜日でした。