ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

ロックダウン日記 Day 24

昨日のヘラルド紙のデジタル版に

二人の男性がアーダーン首相を訴えたという記事が

小さく出ていた。

 

 

首相を訴えた男性は

「首相は自身の政治的利益のために

(ニュージーランドでは9月に総選挙が予定されている)

確固たる根拠もなくロックダウンを強行し

(訴えた男性の)民主的権利を奪った」

と主張しているそうな。

 

 

この裁判の結果がどうなるかは

ぼんやりのわたしにだって想像はつくけど

 

 

こういう訴訟が起こるのは不思議じゃない。

 

 

ジョン・キー率いる国民党の前政権のおかげで

ニュージーランドは空前の好景気を経験していた。

それがロックダウン後には

すべて消えてしまうだろうということはみんな知っている。

 

 

コロナウィルスによるニュージーランドの死者は

きのうの時点で11名だけれど

ロックダウン後の不景気の中での自殺者の数は

そんなもんじゃすまないはずだと

 

 

声に出して言う人は少ないけれど

みんな心の中では思っている。

 

 

日本の安倍さんが緊急事態宣言を出し渋ったのも

トランプさんがロックダウンを解除したくてうずうずしているのも

みんなこれが理由だよね。

 

 

でも、アーダーン首相だって

そのことは分かっていて決断したのだから

それなりの覚悟は持っているはず

(と思いたい。でなきゃ、やってらんないよ)

 

 

アーダーン首相の判断が正しかったのかどうかは

とてもありきたりな言い方だけど

歴史の答えを待つしかない。        

 

 

気分がふさぐので

久しぶりに散歩に出てみた。

 

 

きょうはミッションベイではなく

その存在は知っていたけど足を踏み入れたことのなかった

近くのウォークウェイ(散歩道)へ。

 

 

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でも、入口を入るとすぐに急な下り坂で

その先はうっそうとした林

道は上ったり下りたりが続いている感じ。

 

 

 

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このところずっと調子の良くない左ひざは

平らな道を歩く分にはあまり痛まないけど

この坂はちょっときつそう。

 

 

ということで、

入り口でUターンして戻ってきた。

 

 

このウォークウェイの探索はしばらくお預けかな。