Emma.
きょうはQueen’s Birthdayの祝日です。
ニュージーランドの冬の初日でもあります。
雨の予報でしたが、思ったよりいい天気になりました。
この夏は記録的な少雨だったそうで
オークランドの水不足はかなり深刻なようなので
雨が降るのは助かるのですが
やっぱり雨は嫌かなぁ。
きょうは映画『Emma.』を観てきました。
ロックダウンが解除されて映画館も営業できるようになりましたが
オークランドの二大映画館チェーンはまだ営業を再開せず
昨年近所にオープンしたブティックシネマへ。
三月に公開中だった映画や
ロックダウン中に公開予定だった映画の中に
観たかった作品がいつくかあって
『Emma.』もそのひとつ。
もう観られないのかもとあきらめていたら
この映画館でかかっていたのです。
期間限定の特別料金、しかも無料ポップコーン付き!でした。
ホクホク
ジェーン・オースティンの原作は未読。
でも20年くらい前に『Clueless』という
『Emma』を現代風にアレンジした映画を観ていて
この映画がすごく面白かったので
元になった『Emma』に関心を持ったというのが
実は本当のところです。
見終わって、とてもきれいな映画だったねと友達と話したのですが
19世紀のイギリスの上流階級の生活の様子も、興味深かった。
女性はあんなドレスを着ていたんだ、とか
花嫁のウェディングドレスも白一色じゃないのね、とか
ダンスパーティーで踊るダンスも今とはずいぶん違うんだ、とか
こういうことは、
日本人のわたしには
小説を読んだだけではたぶん分からなかっただろう
と思うのです。
原作もちゃんと読んでおこうと思うのですが
映画もやっぱりいいな。