ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

ロトルア旅行記 2020年冬 その3 温泉

ロトルアと言えば温泉

街に入るとあちこちから白い湯気が昇っているのが見えて

伊豆の熱川みたいな感じ

そこはかとなく、箱根の匂いがしてきます。

 

 

たくさんある宿泊施設でも

敷地内に温泉を引いたスパやプールを設けているところも多いみたい。

 

 

そんななかで、一番有名なのがポリネシアンスパでしょうか。

宿泊したミレニアムホテルのすぐ裏手、徒歩で行かれる距離です。

 

 

ニュージーランドの人たちと日本人では温泉に対する考え方が違い

水着を着用するのはもちろんですが、

のんびりとつかって疲れを癒すものというより

温水プールの感覚で運動したり遊んでいるという気がします。

 

 

ニュージーランドは火山国なので

ロトルアの他にも温泉地はいくつかありますが

どこの温泉地でも、温泉施設のメインは

小学校のプールのような、四角いコンクリート製のもの

……でした、以前は。

 

 

日本の温泉スタイルを最初に取り入れたのがポリネシアンスパじゃないでしょうか。

ここにも温水プールはもちろんあって

子供たちがキャーキャーと遊んでいますが

奥の大人専用エリアが露天風呂のような感じになっています。

 

 

お風呂につかりながらロトルア湖を眺めることができるし

更衣室や洗面所、シャワー室も豪華だし

 

 

……なのですが、人気が高いのでいつも混んでいるし。

 

 

今回はポリネシアンスパではなく

JBおススメのワイキテバリー(Waikite Valley)の温泉に行ってみました。

 

  

    

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ワイキテバリーは市内から車で30分ほど。

ポリネシアンスパは湖畔ですが、ここは山の中です。

 

 

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施設内に源泉があるので、着替える前に見に行ってみると

相当熱そうなお湯がボコボコと沸いておりました。

 

 

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この源泉からこんなふうにお湯を引き、

 

 

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温度を下げてから施設内の浴槽に。

 

 

あまり硫黄のにおいがしない、ちょっとぬるぬるした感じのお湯。

ポリネシアンスパと同様に、湯の温度が違ういくつかのお風呂があり

全体的に高めの温度設定が、日本人としてはうれしかったです。

 

 

施設全体は広くありませんが、その分、人が少なくて静か。

 

 

ここにも中央にど~んと温水プールがあって

(おそらく、以前はこのプールだけだったのでしょう)

赤ちゃん連れの家族が一組、静かに遊んでいましたが

ポリネシアンスパのような騒がしさは一切なし

遠くの山々を眺めながら、

冬の午後をのんびりとお風呂につかって過ごしました。

 

 

帰りの車の中では身体がホカホカして

鼻歌が出そうないい気分でした。

 

 

ロトルアで温泉に行くならワイキテバリー、おススメです。