アートでランチ
デニーズでバナナフリッターとの出会いを果たした翌日は
Pah Homesteadのカフェで友だちとランチ
ウィキペディアによれば
Pah Homesteadは19世紀後半に
オークランド在住の裕福なビジネスマンが建てた豪邸で
現在は市が買い上げて、広大な庭は公園に
建物はアートギャラリーとカフェに使われています。
Pahという名前はマオリ族の砦パ(Pa)から取ったみたいです。
このHomesteadがある一帯は昔はマオリの砦だったらしいので。
ちなみにHomesteadとは
敷地内に牧場やら森林やらがある大邸宅のことを言います。
日曜日のランチタイム
カフェはけっこう混んでいました。
最近のカフェは
メニューに和食の食材を取り入れた料理を出しているところも多く
ここのカフェには「dashi fried egg」というのもありました。
だし巻き卵? と思いましたが
サワードゥブレッドに乗せて出てくるとメニューにあったので
だし巻き卵はやっぱりご飯じゃないと、ということでパス
注文したのはクマラ(サツマイモ)とひよこ豆のサラダ
これも、ドレッシングにはお味噌が使われていたらしいのですが
特にお味噌の味はしなかったなぁ。
でも、
卵の上の赤い点々は七味唐辛子で
メニューには「togarashi」と書いてありました。
ランチの後はアートギャラリーを見学
ギャラリーを管理しているのはWallace Arts Trustで
国内のコンテンポラリーアートの芸術家たちの
サポートを目的としたギャラリーということです。
わたしにはモダンアートの知識はほぼゼロで
作品の良し悪しも理解の外ではありましたが
古い威厳のある建物とモダンアートの組合せは
興味深いものに感じました。
この陶器でできた球体の作品は
割れ目から花を挿したら生け花の花器に使えるかも
水を入れても大丈夫な作りだろうか、
と、「かつての花生け屋」の癖が出て
割れ目から中をのぞき込んでみましたら
内側に、
船に乗ったり崖にたたずんだりしている女性がシルエットで描かれていて
予想外の楽しい発見
三人で代わるがわるのぞいて、ワイワイやってしまいました。
きょうは少し肌寒かったのでランチは屋内の席にしましたが
庭にも作品が展示されているので
お天気のいい日はテラス席でアート鑑賞しながらのお茶や食事が
気持ちいいだろうと思います。
ギフトショップにあったかわいいイヤリングも気になるし
もう少し暖かくなったら
娘たちを連れてまた行ってみようかと思っています。