ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

クィーンズタウン旅行 その2 〜氷の世界 Alexandra〜

 クィーンズタウン滞在3日目の土曜日、レンタカーを借りてアレキサンドラ(Alexandra)という町へ。週末はリサとダニーの別荘(と言うかコテージ)で過ごしました。アレキサンドラは夏と冬の気温差が激しいことで有名。夏は30度を超える日が多い一方で冬は屋外のスケートリンクができるほどの寒さなのだそうです。
 ここ数日はニュージーランド全体が寒気に覆われていたとかで普段にも増しての寒さ。日曜日のアレキサンドラの最高気温はなんとマイナス1度(!)でした。
 クィーンズタウンやアレキサンドラなどの町があるセントラル・オタゴ地方は1860年頃に金が発見され、ゴールドラッシュで湧き上がったところ。ダニーとリサのコテージもその頃一攫千金を夢見て移住してきた人が住んでいた家にほんのちょっと手を加えただけのもの。石造りの小さな小屋はとても「ラブリ〜」なのですが……、寒い。 
朝起きてみたら窓の内側に氷が。一晩中ヒーターをつけっぱなしにしていたのにこの状態です。
 コテージの近くにある小さな湖に行ってみると、なんと湖全体が氷ってしまっています。かなり厚い氷で子供が乗って歩けるほど(私が乗ったらさすがにぺキッと音がしてひびが入ったけど)。湖に向かって小石を投げてみると、キュルキュルキュルと、小鳥が鳴いているような不思議な音を立てて氷の上を転がっていきました。
 ものすご〜く寒かったけど、オークランドではもちろん、日本でも経験したことのない、不思議な氷の世界を体験できて子供たちは大喜び。私も楽しかったけど、本音を言ってしまうと今度は夏に来たいなぁ。