ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

2019-01-01から1年間の記事一覧

良いお年を

はて、さて 大晦日です。 お隣の猫、マックスの死に 自分で思う以上の打撃を受けてしまったようで 今もまだ、完全に立ち直れていないような気もします。 が、それでも 時間は容赦なく流れていくわけで 特に、残り時間の少ない身ですから いつまでもグズグズ…

さよならマックス

お隣の猫ではありながら わたしにとっては我が家の猫同然だったマックスが 月曜の夜に天寿を全うしたと きょう、マックスの飼い主から知らされました。 肝臓がうまく機能しなくなっていたそうで ここ1カ月ほどは、 すっかり痩せて、かなり弱ってきているのが…

Knives Out

ダニエル・クレイグ主演の『Knives Out』観てきました。 大富豪の老人が誕生日のパーティ翌日に死体で発見され 状況から見て自殺で間違いないと思われたところが 探偵の元に調査を依頼する匿名の手紙が届いて…… というストーリー 富豪の家族は孫も含めて和気…

クリスマスコンサートと労働争議

Auckland Symphony Orchestra(オークランド交響楽団)の クリスマスコンサートに行ってきました。 お散歩仲間のひとりのご主人が 助っ人として急きょオーケストラに加わることになり 彼女も予定をキャンセルして わたしたちといっしょにコンサートへ この中…

わたしが好きなラーメンは

我が家から車で数分のところにある おしゃれなショッピングエリア、Newmarketに 先月、大きなショッピングモールが開店しました。 そのモールに ニュージーランド初進出となる一風堂が出店。 昭和生まれの関東人であるわたしには とんこつラーメンはあまりな…

親の苦労はどこも同じ

このところ、気持のいいお天気が続いています。 昨日のコーンウォールパークにも ジョギングする人、ウォーキングの人、赤ちゃん連れ、カップル と、たくさんの人たち カモたちも、人間に混ざってお散歩? パラダイスダックのようですが よく見ると、頭のあ…

尾籠な話で恐縮ですが

日本ではあまりなじみがないけれど ニュージーランドの食卓にはよく登場する野菜のひとつに beetrootがあります。 日本語ではビートと言っているようですが こちらでは「ビートルート」 茹でるのに時間がかかりますが、茹で上がると皮がツルっとむけます。 …

2019年メルボルン紀行 その4 無料ウォーキングツア―に参加

メルボルン到着3日目の土曜日 一日イベント会場に詰める予定の長女と 朝食の後に別れて、わたしはホテルの部屋へUターン。 どうにも、胃の調子がよくない。 土曜日に参加するつもりで 事前に調べておいた市内のウォーキングツアーは 午前と午後に1回ずつ。…

サンタにさよなら

毎年11月になると オークランドの目抜き通り、クィーン・ストリートに 大きなサンタさんと2頭のトナカイが現れます。 60年前に初めて登場したときは 世界最大のファイバーグラス製サンタだったそう このサンタを見ると、あぁ、クリスマスだなぁ、と い…

2019年メルボルン紀行 その3 メルボルンのアーケード

今回のメルボルン旅行、 どうしてもこれをしたい!という目的は 特になかったのですが、 やはりショッピングは旅行の楽しみのひとつです メルボルンには近代的な大型ショッピングセンターや 老舗の高級デパートもありますが アーケードという 小さなお店がた…

2019年メルボルン紀行 その2 やっぱりマーケット

わたしはマーケットが好きです。 オークランドでは週末になると必ずどこかで ファーマーズマーケット(野菜や果物や食品の店が中心)や クラフトマーケット(アクセサリーなどの手作り小物の店が多い)が 開催されていますが 旅行先でも マーケットがあれば…

2019年メルボルン紀行 その1 ほぼひとり旅

長女が 10月第二週の週末に開かれるPAXという ゲーム関連のイベントに参加するため メルボルンに行くと言うので これ幸いと、長女のお尻にくっついて メルボルン旅行をしてきました。 旅程は メルボルン到着が木曜の深夜 帰りの便は火曜日の早朝発で 正味…

Jojo Rabbit

映画『Jojo Rabbit』を観てきました。 ニュージーランドが世界に誇れる数少ない有名人のひとりに 最近加わった感のあるTaika Waititi (タイカ・ワイティティ)が 脚本と監督を担当 主人公の少年Jojoの空想上の友人アドルフ役も演じています。 ヒトラーをフ…

記念日旅行2019年 その4 猫と朝ごはんを食べる

突然、ファンガモモナ旅行記に戻ります。 ファンガモモナに一泊した翌朝は 7時にホテルをチェックアウト 国道43号線の終点、ストラットフォードを目指しました。 ストラットフォードという町には Pioneer Villageという 初期入植者たちの街の様子を再現し…

水彩画、また始めました

何年か前に、ほんの数か月間だけでしたが 絵を習っていたことがありました。 先日、その先生に偶然再会し、近況を尋ねたら 引っ越しや出産でずっと忙しかったけれど 少し落ち着いてきたので、また教室を始めようかと思っている ということだったので そのと…

JBが夢にまで見たランチ

先日、 何を思ったか、JBがMushy Peasの缶詰を買ってきました。 mushyはマッシュポテトの「mush(つぶす)」の形容詞なので 正確にはマッシー・ピーズと発音するのかもしれませんが ムッシ・ピーズと言う人が多いみたい その名の通り、 茹でたグリーンピース…

大事件

昨日の午後、 オークランドの街の中心(CBD)で火事が発生 建設中のスカイシティ・コンベンション・センターの屋上付近から火が出て もうもうと立ち昇る黒煙が 海沿いのタマキドライブからも見えたとか(JB談) 約半日経った今朝、 出張でクライストチャーチ…

メルボルンに行っておりました

ウェリントンで1泊2日のドタバタを演じた翌週は 長女とメルボルンに行っておりました。 長女の用事に便乗して行ったので 約4日間の滞在のうち、ほとんどをひとりで観光しましたが 特に予定や計画は立てずに その時の気分と体調に合わせてフラフラと歩き回…

1泊2日の大冒険 その4 土俵際のうっちゃり?

ショーのプログラムをもらうために グッズを販売しているカウンターに行くと 「今日のショーを見るの?」と訊かれたので いや、実は……と事情を話したところ 「そういう事情なら、別の日のチケットと交換してくれるかも」 と言うではないですか。 別の日と言…

1泊2日の大冒険 その3 とりあえずはTe Papa

朝8時過ぎ、無事飛行機はウェリントンに到着 空港からタクシーで宿泊予定だったホテルに向かい 予定より約17時間遅れで次女と再会しました。 近くのカフェで朝食を取ってから 街をぶらぶらと歩きながら まずはTe Papa(ニュージーランド国立博物館)へと…

1泊2日の大冒険 その2 夢じゃなかった

翌朝は5時に起床 ウェリントン行きのフライトは7時発ですが 前日の夕方にはアプリでチェックインを済ませておいたし ホテルから空港まではシャトルで数分だし 朝6時からの ホテルのビュッフェの朝食を軽く食べてからでも 間に合うと考えていたのですが、…

1泊2日の大冒険  その1 なぜかクライストチャーチ

この週末は、娘二人とウェリントン ……の予定でした。 毎年この時期にウェリントンで開催される World of Wearable Artのショーを観るため 3月のうちに買っておいたチケットは 土曜日5日の夜7時半からのショーのものでした。 次女はPalmerstone Northから…

コーンウォールパーク便り 2019年桜が咲きました編

コーンウォールパークの桜がやっと開花しました。 まだ満開には少し間がありそうな 7分咲きくらいかな? 先週末の旅行では ファンガモモナへ行く途中のあちこちで すばらしい満開の桜を楽しむことができたのに こちらは国道43号線に入る前の テ・クイティ…

記念日旅行2019年 その3 ファンガモモナ共和国

そもそも、なぜファンガモモナは ニュージーランドから独立し共和制を取ることにしたのか JBによると 数十年前の国勢調査で 中央政府がファンガモモナを調査対象に入れ忘れるという とんでもない大失態を犯し ファンガモモナは文字通り「忘れられた町」に 怒…

我が家のラグビーワールドカップ

ラグビーワールドカップ、盛り上がってますね。 ニュージーランドに生まれ育った人間(特に男性)で スポーツ(特にラグビーやクリケット)に まったく興味を示さないというのは ニュージーランド全人口のおそらく1%にも満たない 非常にめずらしい人種。 …

記念日旅行2019年 その2 Whangamomona Hotel

ファンガモモナでの宿、Whangamomona Hotelは おそらくファンガモモナ唯一のホテルで 1階がバー、2階が宿泊施設という ニュージーランドの田舎町によくある典型的な「昔のホテル」 町のメインストリートに面していますが なにしろ、通りには人影も車の影も…

記念日旅行2019年 その1 忘れられた世界へ

JBと旅行に出ていました。 目的地は車で行かれる外国 ファンガモモナ共和国 ファンガモモナ共和国には 2年に一度住民の選挙によって選出される大統領もいて ニュージーランドからの独立を宣言してから 今年で30年になるそうです。 ニュージーランド北島の…

The Farewell

中国系アメリカ人女性の監督が撮った映画 『The Farewell』を観てきました。 コメディ要素が強いのかと思っていたら けっこうじわじわと涙腺が刺激される映画でした。 主人公は6歳のときに両親とアメリカへ移民。 両親以外に知る人のない見知らぬ土地で 幼…

特権

長女が出張で留守の2日目の夜は めずらしくJBが外出。 久々のひとり飯となりました。 こういうときは、 冷蔵庫をのぞいて残り物をかき集めて食べる…… ことが多いのですが 用事があって出かけた先の目の前が 最近できた大型のチャイマ(チャイニーズマーケッ…

中華街が恋しい夜

長女がシドニー出張でいないので 夕飯は外食にしようとJBが言います。 JBの言う「外食」とは 「ドミニオンロードの中華レストランでの食事」 のことなので 安い、早い、マズイ、の中華料理を食べに JBとふたりでわざわざ出かける面倒くささと JBとの二人分の…