ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

ヘリコプター・パパ

 今日は長女の学校が12時半で終了。これまでなら、こういう日は長女はまっすぐ帰宅して私たちとお昼ごはんを食べていたのですが、15歳ともなるとさすがにちょっと違ってきます。
 授業が終わったら友だちと学校近くのピザ屋に行くからお昼ごはんはいらない、と言って出て行きました。が、お昼少し前になって私のケイタイにテキストが。予定が変わって放課後はシルビア・パーク(ショッピングモール)に行くことになった、学校からまっすぐ帰宅して着替えてから行くからシルビア・パークまで車で送ってほしい、と。最後に「please?」とあって、彼女にしたら最大級の「お願いモード」。
 メンバーは大体予想がつくし、反対する理由もないので「OK」と返事を送ってからJBに報告すると、なんと大張りきりで

          「よし、僕が送っていく!」

と言うではないですか。長女は私のケイタイに連絡を入れてきたんだし、彼女が「送って」と頼んだ相手は

 子離れができず、子供が何をするにもどこへ行くにも一緒についてまわり、あーだこーだとうるさく口を挟みたがる過保護の親を「ヘリコプターペアレント」と言うそうです。長女曰く

               お父さんは典型的

 学校から帰ってきた長女に「今からでかけるとシルビア・パークに着くのは1時半ころだな。ショッピングは3時間もあれば十分だから帰りは5時だ。5時に迎えに行く」などと言って「私のスケジュールを勝手に決めないでよ」と抗議されておりました。私から見てもかなりメンドクサイ父親です。
 でも、このごろは長女もすっかり大人になって、相当うっとうしく付きまとう父親をなかなかうまくあしらっているようです。JBのほうがそのあたりを(相変わらず)認識できていない点が問題なのではありますが。