ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

バースデーボーイ

         今日はJBの誕生日です。



             50歳



 ニュージーランドでは、小学校に入学する5歳と、10歳や30歳、40歳などの10年の節目の誕生日はかなり大掛かりにお祝いするのがふつう。



 (日本の成人式にあたるのは、なぜかこちらでは21歳なので、20歳の誕生日は特になにもないみたいですが。)



 JBのお母さんの妹のアリソン叔母さんにも


        We are expecting a big party!!

          (盛大なお誕生会、期待してるわよ!!)



    なんて言われていたのですが……



          当の本人がパーティを拒否



 おまけに、パーティの主要ゲストたるべきJBの両親がオーストラリア旅行中ということで、「盛大なお誕生会」はしないことになりました。



          アリソン、ごめんね



 代わりに、と言いますか、夜は家族4人でJBの好きなタイ料理店に夕食を食べに。



       わたしが注文したのはビーフサラダ。
      あんまり辛くしないで、と頼んだのですがけっこう辛かった。

      



 これは次女が頼んだ海老の炒めもの。スパイシーではなく食べやすくておいしかった。

      



     そしてお約束のパッドタイ(タイ式焼きそば) 
 これも甘いピーナツソースがとてもおいしい焼きそばでした。
 

      



 その他にバースデーボーイは鴨と野菜の炒めもの(これもけっこう辛かった)を頼み、みんなでお腹いっぱいになりました。




 デザートはパスして帰ろうと促すJBに、わたしはわざとゆっくりお水を飲みながら「ちょっと待ってね」。




 実は予約を入れたときに「夫の誕生日なんだけど、何かサプライズをお願いできるかな」と頼んでおいたのです。




 給仕の男性が「お誕生日にお店から」と出してくれたのはアイスクリーム。




 「誕生日の人だけに(つまり一人分)」と言っていたのですが、出てきたのは直径20センチくらいのお皿にのった4スクープのアイスクリーム。たっぷり乗ったホイップクリームにきれいなカラースプレーの飾り付け。十分4人分あります。


       



          JB本人より次女のほうが喜びましたが。




 盛大なパーティはできなかったけど、家族4人で久しぶりの外食。わたしには楽しい夜だったけど、バースデーボーイはどうだったかな?