ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

ジャム疲れ

たわわに実った我が家のグレープフルーツ


     



たくさん収穫できたのでマーマレードにしました。



イチゴジャムならイチゴに砂糖をかけてしばらく置き
あとはノンビリ煮込むだけででき上がりだけれど
マーマレードは、
皮の白い綿をそいで細切りにしてから茹でこぼしてアク抜きをしたり
袋から果肉を取り出したり
ひと手間もふた手間も余計にかかります。



1個や2個ならいざ知らず
バケツ一杯のグレープフルーツじゃあ
ひとりでやるなんで、と〜んでもない。



       
      



         当然、JBとの共同作業です。




午前10時
台所のテーブルにまな板を2枚並べ
向いあって坐ったら作業開始



2時間かかって約5キロのグレープフルーツの下処理が完了しました。



我が家で一番大きい鍋に果肉と皮、砂糖5キロを入れて煮込みます。







ここから先はわたし一人の作業。



ジャム作りで一番難しいのはどのくらいの固さにするか。
熱いうちはサラサラだけど
冷めたらどの程度のとろみになるのか、見当がつかない。
果肉や砂糖の量でたぶん違ってくるだろうから
何時間煮たらこのくらい、というふうにはならないと思うので
毎回、作るたびに違っているみたい。
煮すぎてキャンディーみたいなジャムになってしまったこともあり。



マーマレードの場合は色を見ます。
きれいな飴色になってきたら、でき上がりかな。
それでも、ここで火を止めようか、もう少し煮ようか
いつも迷いますけど。
最後はいつもの「ま、いいか〜」です。



今回は量が多かったので2時間強煮ました。
ちょっとゆるめだったかなぁ。
ま、これも好き好きですからね、よしとしましょう。



でき上がったマーマレードを熱湯消毒した瓶に詰めて軽く蓋をし
(煮上がったばかりのマーマレードが手にかかって
「あぢっ」と悲鳴を上げること数回)



お湯を張った鍋に入れてゴトゴトと15分ほど沸騰させて脱気。
蓋をキュッと締め直したらさらに20分ゴトゴト。
(熱いマーマレード+熱湯でとんでもなく熱くなっている瓶に触れて
「あぢっ」と悲鳴を上げることさらに数回)




これを自然に冷ますと
瓶の中の空気の体積が減ってペコン!という音とともに
キャップがへこみます。
この音を聞くのが結構好きという、へんな趣味。




こうして
(家中から空き瓶を集めてきて)
20個の瓶入りマーマレードができ上がりました。
時刻は午後3時。
朝から5時間かけての作業でありました。



            疲れた




庭のグレープフルーツの木には
今回使ったのとほぼ同じ数の実がまだついています。
さらに、義母さんから連絡があり
知り合いのバーカーさんのお宅で採れたグレープフルーツを
分けてもらえるそうです。



さらに5キロのマーマレードが作れそうです!



でき上がったマーマレードを入れる瓶がもうないんだけど……。