ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

陪審員 その2

 今日も裁判所に行ってきました。今回はどういうことをするのか手順が分かっているので、前回より気持が落ち着いていました。
 それに、陪審員を経験できるなんて滅多にあることではないし、貴重な社会勉強(と英語の勉強)になるかもしれないのだから、短期間で終わる裁判なら陪審員をやってみるのもいいかな、という気持にもなっていました。係りの人の説明によると、今日陪審員候補を選ぶ裁判は2、3日で終了するものということだったので、それなら名前を呼ばれてもいいかな、と月曜日とは違ってかなりリラックスした気分。
 月曜日に集合した約100人のうち、すでに36名は陪審員に決まっているので、残りは60数名。そのうち39名を候補として選出するというので、確率はほぼ二分の一。私が本当にくじ運がいいなら絶対選ばれるよねぇ、と思っていたけど……。はずれでした。私のくじ運って中途半端なのね、きっと。
 「今日名前を呼ばれなかった人はこれで終了です」と言われて解散。裁判所に行った日数分の手間賃(?)と交通費の小切手が後日送られてくるそうで、書類にサインをして帰ってきました。集合時刻9時半、解散時刻10時15分。月曜日は陪審員候補に決まったのが10時頃、12人の陪審員選出が終わったのが3時過ぎでぐったり疲れたのですが、今日はなんだかあっけなく終ってしまいました。
 とりあえず今回はこれで終了ですが、きっときっちり2年後にはまた呼び出しの手紙が来ることでしょう。でも今回の経験があるので精神的にも余裕を持って陪審員選出に臨むことができると思います。そしてもし陪審員に選ばれたらしっかりいい仕事してきましょう。でもそのためにはもうちょっと英語を勉強しておいたほうがいいかも……という向上心が少し芽生えた(?)のも、今回の経験のもう一つの収獲でしょうか……。