外食の選択肢
娘たちも年頃になり
バイトが入っていたり、友人たちと出かけたり
で、夕食のテーブルに二人ともいないという夜も増えてきました。
考えてみれば
長女が生まれる前は、毎日の食事がJBと二人きりだったのに
25年も一緒に暮らした後だと
「JBのためだけにご飯作るのって、めんどー」と
かなり切実に思うようになってしまっております。
それを知ってか知らずか
以前は「外食は高くつくから、食事は何があっても家で!」
と譲らなかったJBが
最近は二人だけなら外に食べに行こうか、と言うことも。
もちろん、わたしのほうはお外ご飯に何の異存もないのですが
問題なのは、JBの予算。
オークランドの狂乱的な物価高を考慮してか
JBの外食予算も以前よりは少し増えましたが
予算内で収めようとすれば、そこに選択肢はほとんどなし。
中華かインドカレーなどのアジア飯以外はあり得ないんですよ。
毎回毎回、外食のたびに
ギョーザや中華の麺類、あるいはインドカレーでは
「外食しよう」と言われても、嬉しくない、ちっとも。
といって、やっぱり二人分の料理は面倒だし
JBが作ると言い出すと、かえってわたしは雑用が増えたりするし
で、今回はネットでいろいろリサーチした結果
マレーシア料理に決定
ま、アジア飯ではありますが、インドでも中華でもないのでよしとします。
タカプナという、ノースショアのおしゃれな街にあるMamak
店内のあちこちにマレーシア語が大きくプリントされていて面白い
マレーシア料理と言えばKKというのが我が家では決まりで
大体が、ノースショアみたいな遠くへなんでわざわざ……と
JBは言うのですが、
JBがこよなく愛するドミニオンロードまで行く時間と
タカプナまでの時間は、ほぼ同じ。
モーターウェイを使うので、帰りはかえって早いくらい。
帰り道、ハーバーブリッジから見たオークランドシティの灯かりは
それはそれはきれいでした。
写真はちっともきれいに撮れませんでしたけど。
さて、Mamakは、さすがタカプナ。
KKのようにアジアの夜を連想させるような雑多で猥雑な雰囲気はまるでなく
おしゃれで清潔
客層はアジア人と白人が半々くらい
注文したのは、KKでも必ず頼むラクサと
お豆腐のサラダ
ロティチャナイ
ナシレマ
ロティチャナイとナシレマは初めて食べましたが
どちらもとてもおいしい。
店内の雰囲気だけでなく、お料理の味も
KKに比べるとぐっと都会的な洗練された感じでした。
この次はKKに行って、ナシレマやロティチャナイの味を比べようかな。
あ、やっぱりアジア飯しかチョイスがないのか、わたしには。