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ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

薄情もの

 お隣の家の猫、マックスの飼い主は

実は2、3年ほど前からオーストラリア在住です。

 

 

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仕事でオーストラリアに引っ越すことになったとき

短期の予定だったのでしょうか、マックスを置いていきました。

 

 

今、マックスの家には3組のカップルが

それぞれ1部屋ずつを借りて住んでいます。

マックスの世話が条件になっているのだろうと推察しますが

詳しいことはわかりません。

 

 

マックスはとてもおとなしい猫で

鳴き声を立てることもあまりありません。

いつも我が家の庭でのんびりお昼寝を決め込んでいることが多く

 

 

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我が家のメイとは仲良くやっているようです。

わたしたちも、マックスが庭や台所に出入りするのを

特に気にしてはいませんでした。

 

 

ところが、ハルはマックスがどうも気に入らないようです。

 

 

食欲と体重でメイを凌ぐハルは

我が家では年上のメイを押しのけてボスの存在を確保しています。

態度のデカさとは裏腹に小心者のハルのテリトリーは

家の中と、台所から続く小さな裏庭のみ。

それだけに、この家が自分の縄張りだという意識は強いらしく

そこによそ者のマックスが入り込むことに

非常に危機感を感じていたようで

 

 

少し前から家の中におしっこでマーキングをするようになってしまいました。

 

 

我が家のカーペットを救うためにも

ハルちゃんの精神的安定を保つためにも

マックスを家の中に入れるのは避けたほうがよさそうだと

判断したわたしたちは、

毎朝、ドアの前でちょこんと待っているマックスの姿に

心を揺さぶられつつも、家の中には入れないようにしました。

 

 

これが功を奏したか

ハルちゃんのマーキングもここしばらく止まっていますが

 

 

大みそかから元旦にかけて

いつもおとなしいマックスの様子がちょっと違う。

ガラス越しに見えるわたしに向かって

にゃおにゃおと大声で鳴き

台所をわたしが移動すると、それを追うようにマックスも庭を移動

常にわたしが見える位置で、鳴きつづけます。

 

 

いったいどうしたのだろうと思っていたら

元旦の夜に、お隣の家が真っ暗なのに気づきました。

 

 

おや、お隣さん、全員がお出かけ?

そりゃ、ホリデーですもんね、旅行に出てるんでしょうね。

え? もしかして、マックスのエサ、置かずに行っちゃったの?

 

 

いくらなんでもそれはないでしょう、とは思ったけれど

あのマックスの様子からは、かなりお腹を空かせているのがアリアリ

かわいそうに、とは思うものの

家の中に入れてエサをやったりしたら、ハルの心の平安が……。

 

 

2日になって、ランチを一緒に食べた友人に相談したら、

マックスの家の前にエサを置いてくればいいと言うので

帰宅してすぐ、マックスの家の玄関前にドライフードを大目においてきました。

マックス、がつがつと食べてましたねぇ。

 

 

その後しばらくしてマックスが庭に顔を出しましたが

それまでのような必死の様子はなくなっていたので

とりあえずは一安心

翌日の朝にまたエサを置いておこうと思っていたところ

 

 

3日の朝になって、住人の誰かが帰宅したらしく

庭に車が停まっていました。

 

 

そして……

 

 

あんなにわたしの後を追いかけて

エサをくれと訴えていたマックス

家の人が戻ったら、ぱったりと顔を出さなくなりました。

 

 

   現金なヤツだなぁ

 

 

エサも十分もらえるし

遊んでくれる人もいるし

もうあんたはいらいないよーってか?

 

 

         薄情者め!!

 

 

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              はい?