賢い買い物
7月にクィーンズタウンに旅行した時に、スキー場のカフェでサングラスを失くしてしまいました。
雨降りの多い冬の間は不便はなかったのですが、だいぶ春めいてきたこの頃、日射しの強いニュージーランドではサングラスは運転時の必需品です。
そこで新しいサングラスを購入。
立派なケースのふたに「A/X」というブランド名が。ん〜〜? ブランドものにはあまり縁のない私、これが「アルマーニ・エクスチェンジ」というブランドと聞いても「アルマーニって紳士服のブランドじゃなかったっけ?」程度の知識しかありません。そのアルマーニがサングラスを売っていたって別に悪くはありませんが、私には何の意味もないですし。
でもどうやら高級品らしいことは理解できるので、サングラスが欲しいと言う私に「$3ショップ(日本の100円ショップのようなもの)で買えば?」などと意地の悪いことを言っていたJBを脅かそうと
「すごいでしょ〜、いくらだったと思う?」と訊いてみました。
顔をしかめ「150ドル、いや180ドルくらいかな」と言うJB。私が独断で「高価なもの」を買ってしまったらしいことに、かなり不安を感じている様子。
フッフッフッフ……実は20ドル
そう、セカンドハンドです。
ニュージーランドでは日本に比べるとリサイクルが盛んです。週末になると必ずどこかの家でガレージセールが開かれるし、ガーラと呼ばれる学校のイベントでは寄付された不要衣類や古本、おもちゃなどが安く販売されます。インターネットの「売ります・買います」のサイトも盛んです。
私のサングラスもニュージーランド在住日本人向けのサイトでの「売ります・買います」のコーナーで見つけたもの。中古品といってもまだ新しく、形もスタンダードなものなので、写真を見てすぐに購入を決めました。
なんだかすごく賢い買い物をした気分で、長女にも見せびらかしました。が、モノの価値が分からない彼女、
んー、30ドルくらい?
と見事な解答。まぁ、こんなもんです。