ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

バーベキューの憂鬱

 今日はとてもいいお天気でした。風もなく穏やかな晴天。

        


 こんな日はJBが「バーベキューをしよう!」と張り切ります。三連休はずっといいお天気なんだって、3日間ともバーベキューでもいいよね、なんて言い出して、肉食系女子(意味が違う?)の次女は大喜びだけど、私と長女は「勘弁してくださ〜い」の気分。
 だってね〜、ニュージーランドのバーベキューは肉しか焼かないですから。
 日本のバーベキューみたいに野菜もあり魚もあり、〆に焼きそばもあり、というのだったら楽しいけど、こちらのバーベキューで焼くのは


  チキンとラムとステーキ(牛肉)と……
          ソーセージ


      

 ニュージーランドではバーベキューは「男の仕事」。「夕ご飯の支度をしなくていいから楽だろう?」とJBは朗らかに言いますが。

 バーベキューの前に立ったままで


     「お皿はどこだ〜?」
    「塩がないぞ〜」
    「肉を切るナイフを持ってきてくれ〜」


とどなるJBと台所の間を私は何度も往復するはめに。
 


 しかも、野菜が食べたいな、となるとサラダを作るのは私。子供たちがパンやおにぎりが欲しいと言えば、準備するのは私。
 キッチンで自分のペースで夕飯の支度をするほうが、どれだけ楽か。 

 娘たちが「おいし〜! お父さんありがとう!」と言えばJBはご機嫌、私もホッとしますけど。
 でも、毎日これでは私は疲れます。バーベキューはほどほどに願いたいものです。