ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

帯状疱疹の予防接種を受けに行って 破傷風とジフテリアの混合ワクチンを接種してきた話

ニュージーランドでは65歳になると

インフルエンザと帯状疱疹と破傷風・ジフテリアの予防接種が

無料で受けられる。

 

 

インフルエンザの予防接種は、ニュージーランドに来てからは

受けたことがなかったけれど

今年はかなり流行しているらしいし、なにせ無料なので

7月に打ってもらった。

 

 

帯状疱疹も

知り合いの人がかかって、かなり大変そうだったので

予約を入れようかな、と思っていたタイミングで

元看護士の知人から情報が入った。

 

 

インフルエンザと破傷風・ジフテリアの混合ワクチンは

65歳以上は誰でも無料なのだけれど

なぜか、帯状疱疹は無料になるのは「65歳」の人だけ

 

 

しかも、これまで使われてきたZostavaxというワクチンが

製造中止となり、新しくShingrixという薬が使われるようになった

その切り替わり時期が、ちょうど7月らしい。

 

 

Shingrixは1、2カ月の間をあけて2回打たないといけないけれど

Zostavaxに比べると予防効果はずっと高く

Zostavaxが接種後5年ほどで効果が薄れてくるのに対し

Shingrixは8年以上は効果が続くということで

 

 

元看護士の知人曰く「Much, much better」なのだそうな。

 

 

タイミングよかったなぁ、と思いながら予約を入れたのだけれど

考えてみたら、どこのクリニックでもZostavaxの在庫があれば

まずはそれがはけてから、新しいワクチンを使うだろう。

 

 

予約先のクリニックの在庫状況によっては

わたしが打ってもらうのはZostavaxかもしれない。

無料とはいえ、選択できるなら、そりゃ効果の高いほうがいいよね。

選べるのかな?

 

 

と思いながら行ってみたら

ナースから

「帯状疱疹のワクチンは2種類あって、これまでのは無料

新しいのは1本330ドルで2回打つから600ドル超えるけど

どうする?」

と訊かれた。

 

 

どうするって……

 

 

やはりZostavaxの在庫があって、それがある間は

Shingrixを無料で打つわけにはいかないということだった。

 

 

「Shingrixのほうがずっといいって、聞いたけど」

「その通り」

 

 

う~ん……

 

 

どのくらい待てばShingrexに切り替わるのだろう?

待っているうちに66歳の誕生日が来てしまったら

600ドル超の費用だし

 

 

究極の選択……と、困っていたら

ナースが「じゃあ、とりあえず12月まで待ってみたら?」

と提案してくれた。

12月にはZostavaxの在庫が切れるだろうと予想しているらしい。

 

 

12月までの3カ月の間に帯状疱疹にかかってしまうという

最悪のシナリオも、まぁ、ないわけじゃないけど。

 

 

というわけで、帯状疱疹の予防接種はいったん取りやめにして

代わりに

来月になったら受けようと思っていた破傷風とジフテリアの混合ワクチンを

接種してもらってきた。

 

 

実は

いつも担当してくれるナースのレズリーが今日はお休みで

きょう応対してくれたのはセーラという若いナース

レズリーはベテランだけど、ちょっとぶっきらぼうで

レズリーだったら、こんなふうに柔軟な対応はしてくれなかったかも

……とふと思ったり、

いやいや、そんなことないか、ごめん、レズリー

 

 

今日も朝からにわか雨が頻繁だったけど

午後遅くになって青空が出た。

 

 

        

 

 

あしたは歩けるかなぁ。