ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

長女、運転免許取得に動く

長女が

やっとのことで重い腰を上げ

自動車の運転免許をとることにした。

 

 

ニュージーランドでは16歳になると免許が取れる。

第一段階は交通規則や理論の筆記試験で

それに合格するとLearner(初心者)の免許がすぐに発行されて

それまでに車を運転した経験が皆無の人間でも

(助手席にFull driver licence保持者が乗っていれば)

公道を運転できるという、なかなかに怖いシステム。

 

 

Learner免許取得から6カ月が経つと

運転できる時間帯や同乗者に一定の制限があるRestrictedの免許が取れる。

この免許の試験は試験官が同乗しての実地試験なので、

みんなLearner取得からのこの6ヶ月間で運転の練習をする。

 

 

ニュージーランドにも自動車学校はあるけれど

日本のようにゼロから丁寧に運転を教えてくれるところではなく

Restrictedの試験を受ける前の仕上げにインストラクターに運転を見てもらったり

ペーパードライバーだった人が運転を始める前に練習したり

という使い方をするのが普通。

 

 

では、Learnerのど素人にだれが運転を教えるのかといえば

「助手席に同乗するFull licence保持者」、またの名を「親」と言います。

 

 

次女が免許を取ったときに

わたしも何度か助手席に乗って運転を教えたけれど

あの怖さと言ったら。

左足で、そこにはないブレーキを必死に踏んでましたっけね。

 

 

で、今回の長女はJBにすべてお任せすることに。

教え魔のJB、嬉々として長女と運転の練習に出かけております。

 

 

第1回目と2回目の先週と今週は近くの駅の駐車場で練習。

週末はパークアンドライドの車がなくガラガラになるので

ゆっくりと走ったり、何度も切り返して駐車の練習をしても迷惑にならず。

 

 

わたしは、練習が終わるころを見計らって駅まで運動がてら歩いていき

長女たちと落ち合って、近くでランチ

 

 

                先週はカレー

 

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                 今週はカフェ飯

 

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実は、我が家からバスで片道2時間という

少し(いや、かなり)遠いところに転職が決まり

ハードな通勤をしなければならなくなったのが

長女が運転免許取得を決心した理由

 

 

車でも、ラッシュ時にはおそらく1時間近くかかる距離なので

Restrictedの免許が取れたら

家を出て、もう少し会社に近い町に部屋を探すことになるはず

 

 

次女もあと半年で大学を卒業

オークランドに戻ってくるか

首都のウェリントン、あるいは南島のクライストチャーチで

仕事を探すことになるか、そのあたりもまだはっきりしていない。

 

 

わたしとJBの生活パターンにも

ここで少し変化が起こりそうな気配。