1泊2日の大冒険 その3 とりあえずはTe Papa
朝8時過ぎ、無事飛行機はウェリントンに到着
空港からタクシーで宿泊予定だったホテルに向かい
予定より約17時間遅れで次女と再会しました。
近くのカフェで朝食を取ってから
街をぶらぶらと歩きながら
まずはTe Papa(ニュージーランド国立博物館)へと向かいます。
ウェリントンの街っておしゃれですね。
歩行者用の信号機、青信号はドラッグクイーンですよ。
(赤信号はマオリのハカのポーズでした)
Te Papaではガリポリの展示が行われていました。
ニュージーランドにとって「戦争」と言えば第一次世界大戦
それもガリポリの戦いを意味することがほとんどです。
ガリポリの戦いは
ANZAC(オーストラリアとニュージーランドの連合軍)にとっての
初の本格的な戦闘で
この戦いでニュージーランドは多大な犠牲者を出しました。
この展示は
ニュージーランドが誇るWETAスタジオによる
体毛や額の汗や涙まで本物そっくりに再現した
当時の兵士たちの人形が目玉になっています。
兵士の足元にはANZACのシンボルの赤いポピーが敷き詰められています
戦死した兵士の遺体を悲痛な表情で見つめる軍医
家族からの手紙を泣きながら読む従軍看護婦
写真では分かりませんが
どの人形も実物大よりはかなり大きく作られています。
そうでなければ、本当の人間だと思ってしまうかも。
このガリポリの展示を見ると
この戦いがいかに無謀なものだったかが分かり
展示は戦争の悲惨さや無意味さを
強く訴えるものになっているように感じました。
さて、
Te Papaを出たあとは、ウォーターフロントを歩いて
World of Wearable Artの会場へと向かいました。
ショーに間に合わなかったのはわたしたち側の責任で
主催者には落ち度がないので、チケットの払い戻しは諦めていました。
が、今回、ちょっと奮発して高い席を予約していたので
オマケとしてプログラムがもらえることになっていたのです。
せめてプログラムだけはもらって帰ろうと思ったのですが
そこで今回の旅で一番の大逆転が起こったのでした。