ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

裸のご婦人

すみません、刺激的なタイトルで。

 

 

実は

naked ladyとは花の名前です。

 

 

 

           この薄ピンクの花のこと

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英語圏で暮らし、生け花などやっていると

普通の生活ではたぶん知ることがなかったであろう語彙が増えたりします。

 

 

回りくどい言い方になりましたが

早い話、英語の花の名前を知る機会が増えます。

 

 

naked ladyはヒガンバナの仲間です。

ちなみにdancing ladyは黄色い花がきれいな

蘭の仲間のオンシジューム。

 

 

かすみ草はgypsophila(ジプソフィラ)

baby's breath(ベイビイズ・ブレス)という言い方もありますが

どちらかというとアメリカ風の呼び名で

NZではgypsophilaのほうが一般的

 

 

月に1回の生け花のワークショップや花屋の店先で

英名を知らない花を見たら、なるべく名前を訊くようにしていますが

その時はフムフムと覚えたつもりでも

悲しいかな、数分するとすっかり忘れていることがほとんどで

 

 

スペルも教えてもらって

カタカナで発音を表したものといっしょにメモしておけば

さすがに忘れないのですけど

そこまでできることもあまりなくて。

 

 

とりあえず、今週はこの「裸のご婦人」と

リンドウの英名を覚えましたよ。

 

 

リンドウはgentian(ジェンシャン)

今は品種改良が進んで白やピンクのリンドウも見かけますが

リンドウと言えば、あの紫に近い深い青

 

 

この青を英語でgentian blueというのだと

いつも稽古用の花を買う花屋さんが教えてくれました。

 

 

辞書をひくと「gentian blue リンドウ色」とあります。

 

 

日本古来の色のひとつである竜胆色と

「gentian bule」は果たして同じ色なのでしょうかね?