変わるもの、変わらないもの、無性に食べたくなるもの
先日は、帰省した次女のリクエストで小籠包を食べに行くはずだったのが
直前でラーメンに変更になったので
数日後にJBも一緒に
ドミニオンロードの上海レストラン、蘇浙匯へ。
ここのお店に行くのはずいぶんと久しぶりで
もしかしたら数年ぶりかもしれない。
行ってみてびっくりした。
味がずいぶん変わっていたから……悪いほうに。
小籠包は、
小籠包が小籠包であるゆえんの(とわたしは思っている)スープが
ほとんどはいってなく、蒸し餃子みたい。
わたしの好物の雪菜肉絲麺(上海風高菜そば)は
スープが、色も味も、以前とまったく違うものになっていた。
シェフが変わったかなぁ、オーナーが変わったかなぁ
と、テーブルでJBとボソボソ
店の名前も、建物の外観や内装も一切そのままだけど
経営者や厨房のスタッフがすっかり変わっていた
ということは、ニュージーランドでは珍しくないので
帰り際にJBが訊いてみたら
「全然、何も変わってない」との返事だったとか。
じゃあ、手抜きなのか、シェフの腕が落ちたのか。
期待してたからかなりがっかりしたけど
このお店に行くことは、たぶん、もうないなぁ。
というわけで、
納得のいかない味の中華料理を食べてしまったので
そのリベンジをすべく、きょうはマウント・イーデンの餃子屋さんへ。
ここも久しぶりだけれど
よかった、味は変わってなかったぞ。
去年1回目のロックダウンのとき
外食はおろか、テイクアウトもできなかった時期に
ロックダウンが明けたら何が食べたいかを友人と話していて
わたしの頭に浮かんだのが、この餃子だったんだっけ。
我ながら質素だなぁと笑ってしまったけど
ときどき無性に食べたくなる味です。