ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

一病息災

コロナのパンデミックが起こる前年に左ひざを痛めて、

ハリ治療やフィジオセラピーに通うも思うような効果が出ず

結局のところ、歩き過ぎるのがいけないみたいだ

と気づいて以来

 

 

コーンウォールパークのウォーキングや

そのほかのお散歩のときも

30分を限度にして、あまり頻繁に歩かないようにしてきたけど。

 

 

1年以上も胃の不調に悩まされ続けて

そのせいか、7月と8月にはパニックの発作のようなものまで起こって

ウツウツとした日を過ごすことが多くなっていた。

(体重もさらに減ったし)

 

 

こんなんじゃまいっちゃうなぁ、どうするかなぁ

と、いろいろ調べたりしてみて

お天気のいい日に、日射しを浴びながら、20~30分歩く

というのが、わたしに合った方法らしいというところに落ち着いた。

 

 

それで、

JBに付き合ってもらったり、ひとりで歩いたり、

短時間のウォーキングにほぼ毎日でかけ

夜は、左側のお尻周辺を重点的にヨガやストレッチで伸ばして、と

こんなにまじめに定期的に運動をするのは人生で初めて、という日々。

体調も気持ちのほうも、すこし上向きになってきた感じがする。

 

 

ひざを痛める前によく歩いていたオラケイベイスン一周は

40分以上かかるコースで、途中にかなり急な階段があるので

当分は無理と思っていたのだけれど、

先週の日曜日、暖かく晴れた日だったので、突然、

大丈夫かもしれない、という気になって、決行。

 

 

    

 

 

鵜のコロニーを眺めながら橋を渡ると

 

 

        

 

 

        

 

 

このコース一の難関(とわたしが思っている)上り階段。

急な階段を必死になって上り切ると、さらにだらだらと上り坂が続き

いつもゼェゼェと息が切れるところ。

 

 

       

 

 

ところが!

階段を上りきってもまだ余裕で

「この階段、こんなに短かった?」と不思議な気分。

その先に続く坂もさほど苦にならず

確かに息は上がったけれど、ゼェゼェというほどではなく

 

 

           

 

 

……わたし、以前より、タフになってる?

 

3年前は、もう一度このコースを歩けるのはいつになるのか

と思っていたのに、こんなに楽に歩けるようになっているとは。

 

 

この1年で体重が8キロほど減ったから、

軽くなった分、ひざへの負担が減ったのかなぁ。

定期的にウォーキングをしているせいで

歩くことが苦にならなくなっているのかなぁ。

 

 

オラケイベイスン一周、約50分のウォーキングを終えた後は

なんだかすごくうれしくて

胃の調子も急に改善したような気になって

大きなクッキーとコーヒーを買って帰ってしまった。

 

 

一病息災とはこのことか、と思ったのでした。